2005/6/22

民家と少年  スローライフ

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冬の寒さの厳しい地方では、茅葺民家の生活において、「冬を旨とすべし」が鉄則です。寒い冬は外に出ない。いかに、家の中で頑張って生活するか・・・昔は厳しい状況もあったでしょうが、今は例えば、床暖房を付けたり、窓などの開口部の気密を高める事によって、かなり快適に過ごす事ができます。
茅葺民家の暮らしに夢とあこがれを懐いている方、希望を持って下さい!

上の写真は、滋賀県北西部の「在原」という集落にある一軒の茅葺民家の玄関先です。中央で変なポーズをとっている子供たちはさておき、この一カットの中にも、「冬を快適に過ごそう」とする住人の暮らしぶりがちりばめられています。さて、どこでしょうか????

まず、右奥と左側に何やら木の束が積上げられています。そうです・・・薪です。(正解!!)囲炉裏や、薪ストーブにくべる燃料として、夏場にせっせと用意しておくのです。

それから、真ん中あたりに見える草の様なもの、これが茅です。茅葺屋根の葺き替えの時に使う材料をこの様に、外壁に立てかけることによって、
外界との間に断熱層を作っているのです。
そして、もうひとつ・・冷たい風や、横なぐりの雪をこの茅が防いでくれるのです。

最後に、この写真ではちょっと解りづらいですが、軒の出(屋根の先端の出方)が通常の長さよりも短いのも冬の高度の低い太陽光と熱を充分に室内に取り込もうとする工夫なのかも知れません。

自然と共生して快適に暮らす工夫って、意外とあるものですね。




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