2008/4/2
穂谷の古民家 建築

先日、枚方にありますとある不動産会社の社員(山本さん)から、「古民家の物件」を購入したので改修出来るかどうか?見てほしいという依頼がありました。山本さんは、私の以前からの知り合いでして、少し昔に仕事をよく一緒にやっていた間柄です。
今日、時間が取れましたので、早速その古民家を見に行ってきました。どんな建物が現れるのか??? ワクワクしながら現場の近くまで車で行き、場所を確認するためそこから、周りのロケーションをみながら現地まで歩いて行きました。
その建物は、枚方市の穂谷という所にありまして、穂谷のバス停からは徒歩1〜2分。高台の見晴らしのいい立地に建っておりました。穂谷は、枚方市の北東部山合いの地域です。前面の道路には広く接していまして進入するのには非常に便利です。
約438坪の敷地は、広々としてアウトドアな趣味や家庭菜園にピッタリ最適です。
外観は大和棟に、黒漆喰壁の重厚な造りです。構造体は柱・桁は桧、梁は地松です。玄関周りの梁組みは美しく、特に1尺2寸角の大黒柱はケヤキで実に見応えがありました。小屋組みは丸太の合掌造りで、藁葺きの大屋根です。・・・外部に鉄板の波板をかぶせていますが・・・

築年数は不明ですが、おそらく、100年以上は経っていると思います。


お母屋の他に、離れ、蔵、物置小屋、家畜小屋などがありました。
山本さんは、現地改修か??同一敷地内に移築して改修するか??悩んでおられる様です。
これから、どういう風にして行こうか、面白くなりそうです。
