頭の中が「食う・寝る・おっぱい」しかなかった中学生の頃、
学校に事務員として、
25歳のおっぱいの大きな女性が赴任してきたんです。
あっという間に生徒達のヒロインになったことは
言うまでもありません。
「体育祭で優勝したらおっぱいを触らせてください」
そんな願いをヘタレ集団は真剣に抱き、
「お前が頼めよ」と仲間同士でなすりつけ合い、
結局、お願いすることもなく体育祭を迎え、
結果も6チーム中4位と
何もかも中途半端に終わった青春時代。
すっかり忘れていた甘酸っぱい思い出を
ドカーンと鮮明に思い出すほどの記事を発見。
本の紹介でした。
とある中学校での話。
活動らしい活動もせず、廃部寸前だった部活に
臨時採用の美人先生が顧問となり、
「試合に勝ったらおっぱいを見せる」という約束を交わす。
部員はおっぱい目当てに必死に練習し、大会を目指す…
というお話。
しかも、実話に基づいている話らしい。
これは読まなくては。
自分がスタートラインにも立てなかった願いを
こいつらはどこまで叶えたのだろう。
フォレストモールのツタヤへ直行。
しかし本屋に着いて、とある問題が発覚。
タイトルを覚えていない…。
おっぱいのことしか頭にありませんでした。(^-^;)
「おっぱい〇〇」(〇〇はスポーツ名)
だったことは覚えている。
けど、スポーツ名が出てこない。
店員に聞こうにも「おっぱい」だけが頼りでは聞くに聞けない。
確か、スポーツ名は「バスケ」だった気がするんだけど…。
「おっぱいバスケ」とか「おっぱい陸上ありますか?」
ってテキトーに聞いて違ってたら、
エッチビデオを探してるオヤジみたいだしなぁ。
結局、誰にも聞けずに本棚を一列一列探すハメに。
気付くと「おっぱいおっぱいおっぱい…」と
ブツブツ言いながらタイトルを探しているワタシ。
かなり怪しい。
苦闘の末、ようやく発見。
コレだ。
バレーでしたよ。
「おっぱいバスケあります?」って
テキトーに聞かなくて良かったぁ。
スーツ着た大人が真面目な顔してレジに出すには
ちと恥ずかしい表紙です。
レジに行くとまた問題が発生。
胸の大きな女性が「こちらへどうぞ〜」と呼んでいる。
呼ばんでええ。
しかし、無視するわけにもいかず、お姉さまの元へ。
さっさと処理して欲しいのにモタモタしている。
ひょっとして、
「この人おっぱい好きなのね。私の胸も見られてるかも。」
とか思われていたらやだな。
しらじらしくレジに背中を向けるワタシ。
けど、「小説買うだけなのに恥ずかしいの?いい大人なのに。」
とも思われている気がして、また正面に。
気付けばレジ前でくるくる回っているワタシ。
そっちの方がよっぽど怪しいわ。
家に帰って一気に読みました。
2時間くらいで完読できます。
面白かったです。
おっぱいでそこまで頑張れる中学生はすごい。
でも、そうさせるおっぱいはもっとすごい。
女性ってすごい。

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