2016/1/30
「陽」
冬の陽は横から射してくるようで、
例えば晴れた午後など、
部屋の一カ所に陽だまりをつくる。
それは、
舞台の照明を思わせる
光と影の妙。
読みかけの本、グラス、
机の角、無造作な置いたペンまでもが
特別な意味を持って浮き立つのだ。
そうして見るとはなしに
眺めているうちに、昔、同じような場面を
見たことがあるなどと思い始める。
おぼろげな記憶へそそぐ
冬の陽はいつも優しい・・・。
合掌

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投稿者: みみづく スタッフ
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