2019/8/23
「早」
過ぎゆく夏を探そうとしても
昼間は変わりない暑さに
そんな気持ちも飛ばされてしまう。
ただ、夕刻のひととき、虫の音とともに
やっと少しだけ安堵の感覚を覚えることが出来る。
しかし、
そこに寂しさが込み上げるのはなぜだろう。
恐らく今年の年明けから流れた時間を思うからか。
つまり冬を越え、待ち望んだ春を越えて
やっと迎えた夏がかくも儚く過ぎていくという
寂寥感なのか。
気忙しい今の時代は
より一層季節を早送りしているようで、
その流れに取り残されやしまいかと、
いつも不安になるのだが…。
ただ、今日の一日(ひとひ)を
大切に生きられるるよう、
祈るのである。
合掌

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投稿者: みみづく スタッフ
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