2018/1/29
「描」
いわゆる日本に描かれる四季は、
花鳥風月、雪月花の野趣が漂い、
繊細な奥深さがある。
冬の只中にあって、
雪を描く作品などを見るにつけ、
その魅力を実感するのである。
雪の上を歩く人の気配や
動植物の息づかいまでもが
伝わるようで、その聞こえるはずのない、
音の数々を想像するのは楽しい。
山紫水明、風雅の心得…。
次に雪が降ったら、
少しは心して見つめることにしよう。
今日の一日(ひとひ)、
南天の実が冬陽に映える・・・。
合掌

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投稿者: みみづく スタッフ
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