3月頃に購入しておいたHeated Washer System AT-38 On-Demand を、ようやく取り付けました。
このシステムは、ウインドウォッシャー液を温めるというものです。構造はわりと簡単で、電気ポットが途中に入るという感じです。
本体の大きさはA6の文庫本程度でしょうか。
取り付け位置はバッテリ後ろのスペースにしました。倉庫にあった手頃なステイを使って取り付けました。この場所に落ち着くまで、ずいぶんと思案しました。クルマをいじるのは不慣れなもので(^^;)。
大変だったのがホースの配管で、まずタンクからの配管を外し、別のゴムホースを取り付けるのですが、タンク下というのはバンパーを外さないと全然手が入らないので、まずはグリルとバンパーを外してタンク下の配管工事をします。
タンク下の純正の配管を外し、ゴムホースを取り付けます。ここは熱いお湯は通りませんから、ゴムで十分です。タイヤハウス上まで延ばし、そこに純正ホースをつないでおきました。(このタンク下作業は先週末にやっておきました。)
ゴムホースから本体までホースを接続します。ここまではわりと順調。本体からスプレーノズルまでが大変でした。
説明書には「120度の熱湯が出ますよ」と書いてあります。トゥーランに装着されている純正ホースはポリエチレンと思われ、こちらは90度程度までしか耐えられません。
そこでホームセンターでシリコンホース内径5mm外径7mmを用意しました。
つないでテストしてみると、おお、膨らむ膨らむ(笑)。
シリコンホースが内圧に耐えられず、タイヤチューブのように脈打って膨らんでしまいますorz。
これではダメなので、耐圧ホースを探します。(このへんも一部は先週の作業です。)
ネットで探すと、シリコンの耐圧ホースもあるにはありますが、1200円/mとか、高すぎですorz。ホームセンターで、散水用耐圧ホースを買うことにしました。内径は8mm外径は12mmです。シリコンホースの外側に、このホースをかぶせます。シリコンホースの外径が7mm、耐圧ホースの内径が8mmですから、ちょっとシリコンホースが膨らむでしょうけれど、わずかなのでOKてことで。
テストしてみると、バッチリでした。
あとはボディ内に配管して、完了です。簡単に書いてますが、純正のホースを残したまま、外径12mmくらいのぶっといホースを並べているので、けっこう窮屈になりました。
それでも、わりと見てくれも良くできました。あとはどこか熱いパーツにホースが接触してイヤな臭いが出てこないことを祈るばかりです(^^;)。
珍しく頭を使ったので私がオーバーヒート気味ですが、無事取り付けは完了しました。
テストしてみると、、、、ぬるいですね。25度くらいかな。120度とか出るんじゃなかったのかと小一時間(略。
30秒くらい連続で使っても、ずっとぬるいですね。
ホースを太くしたし長くなったので、途中で冷えてしまうのだろうか、そんなことを考えていました。
今、じっくり説明書を読んでみましたが、どうやら使い方が間違っていたようです。
説明書には、こう書いてありました。
・アクセサリONのときのウォッシャーは、熱くならない。
・エンジンON後、バッテリの電圧が13V以上となったとき、起動する。
・起動後50-60mlの本体内の水を、30-40秒で加熱する。その後は保温する。
・ウォッシャーレバーを操作した時、最初の3秒間はこの熱い水が出る。
・次にまた熱い水を使いたい場合は、10-20秒程度待つと、加熱される。
・おすすめな使い方は、20秒程度の間隔をあけて3秒間のウオッシャーを繰り返す方法である。
・ちなみに電力消費は、お湯を温めるときは最大50Aを30-40秒程度消費するが、その後の保温は毎時2A程度の消費である。
なるほどずーっと連続で流してみましたが、それでは十分には温まらないってことですね。
本格テストは明日以降になりますが、本体は触るとちゃんと熱を持っているので、動作はちゃんとしています。あとはこのおすすめ操作を覚えるだけでいいのでしょう。
(となると、本体はもっと冷えにくい構造にしておいたほうがいいなぁ。)
で、最後にオチですが(笑)、
「120度」というのは、華氏でしたorz。
説明書には「125-133度F」と書いてあります。えーと、換算サイトで計算して、、、
50-55℃ですねorz。手で触るとちょっと熱いくらい? ノズルあたりだと40℃くらいかな?ちょうどいいなぁ。
......なんか純正のポリエチレン管でいいような気がorz。
いやしかし、コネクタの形状も合わないし、バッテリ側に本体を置いたから純正ホースは届かないし、、、、、ということで自分の作業に納得。
熱いお湯は、夏は虫の汚れを落とすのにも使えるらしいので、これからのシーズンでも役に立ってくれるでしょう。