日経ビジネスより。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110622/221064/?P=1
毎度のフェルディナント山口さんの記事。
日産リーフ、マイナートラブルが少しあったようですが、やはりEVは未来を感じます。
インタビューの方は、通勤で使用されているということですが、毎月の燃料代(月間2500km、ガソリン車で10km/L、140円/Lとして)35,000円→6,000円、年間で29,000円×12=34.8万円、5年間で174万円浮く、というのは、やはりスゴイと思います。
毎月2500kmというのは、通勤をしている人からすると、どうでしょうか。
私は自転車通勤をしています。片道6km、往復で12km。雨の日も雪の日も、よほどのことが無い限りは自転車です。
週休2日ですから、通勤日は平均に20日/月とすると、毎月の通勤距離は12×20=240km。
ガソリン車を使う場合、燃料代は10km/Lとして140円/L×240km÷10km/L=3,360円。
うちのトゥーランで計算すると、160円/L(ハイオク)×240km÷12km/L=3,200円。
上のインタビューの人は私の10倍の距離を使っていることになります。
この方の例を、私のように分析してみると、片道62.5kmになります。新潟-長岡間くらいありますね。
これくらいの距離を走る場合、EVで十分元が取れる、ということになります。
(毎日往復125kmを不安無く使っているということですから、リーフもこの方もスゴイなと思います。)
私の場合はどうでしょうか。
毎月の充電代が6,000円/2500kmですから、2.4円/kmです。
2.4円/km×240km/月=576円/月 と、なります。
600円/月としても、トゥーランよりも2,600円/月、安くなります。12か月だと、2,600円/月×12か月=31,200円、5年では156,000円。10年で30万円くらいですかね。
この程度(通勤のみの、年間3000km)だと、リーフの車体代金が高いので、ちょっと苦しいかな。
1万キロになると、トゥーランが160円/L÷12km/Lでキロ当たり13.3円に対し、リーフは2.4円ですから、(13.3-2.4)×10000km=109,000円。10年で110万円くらいの差額になります。
うちのトゥーラン、通勤では使っていませんが、能生に帰省したり、関東方面に出かけたり、冬はXCスキーコースに通ったりと、けっこう活躍してくれていまして、9000km/年くらい走っています。(MTBレースであちこち行っていたときは1.5万km/年くらい走っていました。毎週裏磐梯に通っていた某年は、冬の3か月だけで1万kmとか。)
私の使い方(1万km/年)でも、10年で100万円くらいの燃料代が節約できることが分かります。
今後、ガソリン代と電気代がどうシフトしていくか未知数ですが、EVは十分差額に見合う価値がありそうです。
□私がリーフをはじめとするEVに期待すること。
・雪道で300kmの連続走行ができること。
・3座+バイクが積めること。
少なくとも3座+バイク積みができないと、私は乗り換えないですね。
・300万円以下であること。
できれば200万円以下といいたいところですが。
・価格帯に関わらず、内装(仕上げ、遮音性能)がよいこと。
とくに遮音性能って大事です。
トゥーランを降りるのはまだ10年ばかり先の予定ですが、その頃にはいいラインナップが揃っていることを期待します(^^)。