Erikoです

昨日は
名古屋フランス音楽研究会による
「アール・ヌーヴォー&アール・デコの時代とフランス音楽」コンサートでした。やまなお様、石田様はじめ、足を運んで頂いた皆様、本当にありがとうございました。
曲目:ミヨー『田園曲』
オーリック『トリオ〜オーボエ・クラリネット・ファゴットの為の〜』
難しいプログラムでしたが、楽しく演奏できました。(ちっちゃい事は気にしない、ワ〇チコ、ワ〇チコ〜


)
オーボエ・クラリネット・ファゴットのトリオをフランス語で
"Trio d'anches"(トリオダンシュ)といいます。リードのトリオという意味ですが、まさにオーボエ・クラリネット・ファゴットはリード楽器です。この編成はあまり演奏会では見かけませんが、結構レパートリーがあったりします。また別の曲にも挑戦したいな
さて・・
フランス音楽は大学時代から好きで、若き日の私はどうしても
フランスに行きたくて、当時私の周りではオーボエでフランスに留学した人は居なかったのですが、思い切って
フランス行きを決意しました。
なぜ
フランス音楽が好きなのか?多分、私にとって凄くイメージしやすいんだと思うんです。昔から凄い
妄想家
の私ですが、フランス物を聴く時、演奏する時、常に頭の中は妄想でいっぱい

それは風景であったり、色であったり
まさにプティトワーズの音楽メモ『サン=サーンス編』の
MikikoとErikoの会話そのものです。アルプス

が出てくれば、牛

も居る…。これは
サン=サーンスのイメージじゃなくて、自分で勝手に作ったイメージ。演奏中はそんな脳内イメージを楽しんじゃって、皆様に
『なんかこんな感じなんですけど!?』とアピール

(半分押し付け


)でもふと『げ、次指の難しいところだ』なんて現実的な事考えちゃう時は必ず失敗しちゃうんですけどね
フランス人の先生にはよく「彼女の音楽は独特だ」なんて言われたのですが、それが褒め言葉なのか単に変わった
ジャポネーズ
だと思われていたのかは不明

ただ、
フランス音楽を単なる妄想で演奏しちゃっていいものでない事も確か。まずは楽譜に忠実に

これ基本

それから・・・・・・
ムニャムニャ(わからんのかい

)
Mikikoと
Shimaは同じフランス語圏であるジュネーブ

で勉強したので、そんなイメージ交換が簡単ですっごく楽しいんです。言葉にしなくても通じるところがあったり。
フランス音楽だけでなく、色々な国の音楽に接して
プティトワーズ独自の世界を作っていけたらなぁって思います
投稿者: les petitoises Eriko
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