季節はすっかり秋になってしまいましたが・・・
7月27日、記念すべき10回目を迎えた私たちのティータイムコンサートの模様をたくさんの写真と共にお楽しみください
まずは午前に行われた『ちびっ子集まれ!親子でわくわくコンサート』
毎回さまざまなアイディアを出し合って考える、ゼロ歳児から親子でお楽しみいただける大好評企画です。
お話&紙芝居付き音楽、今回は音楽の教科書でもおなじみグリーク作曲の「ペール・ギュント」

スタッフさんが子供たちに絵が良く見えるように真ん中に座ります。
ペール・ギュントの壮大な冒険譚にグリークの音楽がぴったりでしたね!
親子で楽しく楽器体験のコーナーでは、アフリカの楽器「カズ―」。牛乳パックを使ってMikikoが器用に手作りしてくれました。ブブゼラに似た、ブーブーとユーモラスな音が鳴ります。ここではErikoとShimaは猫のカチューシャをつけ、ネコの役

「ワルツを踊るネコ」という曲に合わせて、Eriko先生の「ニャーオ、ニャーオ」という掛け声と、Shimaのバイオリンにあわせてみんなでネコになりきって合奏をしてみました。
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おやおや、最後にワンちゃんが出てきましたね!このアンダーソン作曲「ワルツを踊るネコ」という曲は最後に犬が出てきて「逃げろ!」という感じで終わるのですが、ここではMikikoがラストに犬の被り物をして元気なワンちゃんの役を演じました。
みんなで歌いましょうのコーナーは、クマちゃんが登場して「雨降りくまのこ」などを歌いました。
お子さんたちが立ち上がってくまちゃんに興味津々!

楽器体験の流れで私たちは被り物をしたままです


日本の唱歌、あまりご存じない世代も増えていますが、大切に受け継いでいきたいですね。
さて、ちびっこたちと楽しく過ごした後は客席を並べ替え、お昼休憩


玄米ご飯でヘルシー

毎回楽しみにしている「PARIYA」さんのお弁当

食後、Erikoはアンコールで歌うスマイルの練習をしていました。
歌って踊れるオーボエ奏者Erikoです
コンサート本番の模様。
午前の部とは違い、しっとりとした雰囲気でそれぞれのソロやオリジナルアレンジで本格的なクラシックを身近に感じていただける内容です。
今回のテーマは「ソチオリンピックの感動再び!フィギュアスケート特集」
ソロコーナーでは3人の個性が光ります。
Mikikoのソロは浅田真央ちゃんが使用したショパンのノクターン。
真央ちゃんのおかげで、一躍日本人の間で有名になりましたね。
Erikoはモリコーネ作曲「ガブリエルのオーボエ(映画「ミッション」より)」。
「この曲は中国のソン・ナンという選手がフリープログラムで使用しました」
とのErikoの解説に、会場は
「・・・誰?」という空気に包まれましたが
過去には安藤美姫選手や、イタリアのカロリーナ・コストナー選手も使用した曲です。
Shimaはサン=サーンス作曲の「序奏とロンドカプリチオーソ」。ヴァイオリンの名曲中の名曲であり、華やかで大変ドラマチックなこの曲をソチオリンピックで使用していたのは誰でしょうか?
浅田真央ちゃんがあまりに劇的過ぎて、日本人の間ではすっかり影の薄くなってしまった女子シングルの金メダリスト、ロシアのソトニコワ選手がフリープログラムで使用していました

皆さん、ソトニコワ選手を覚えていますか?
「みんな、絶対忘れてるよね!」と言いながら練習していました(笑)
実はこの曲の演奏中に突然ものすごい豪雨が降り始め、会場に雨や雷の音が響き渡りましたが、冷静に弾ききったあとの2人のホッとした笑顔です。

幸い、雨もすぐにやみました。この頃、東京ではゲリラ豪雨が多かったですね。
ソロのあとは再び3人での演奏を。
「ペール・ギュント」は、「曲はなんとなく聞いたことがあるけれど、お話まではよく知らないなぁ」という方も多かったのではないでしょうか。こちらでは午前中の子供向けとは違って3人でのセリフ分けはせず、全編をErikoの朗読付きで演奏しました。
アンコールは浅田選手がエキシビションで使用したチャップリンの「スマイル」を、Erikoの歌声とヴァイオリンとピアノとで聴いていただきました。
会場の空調が効かず、大変お暑い中最後まで熱心に聴いてくださった皆様、本当に有難うございました。
次回のティータイムコンサートは12月21日(日)の予定です。楽しい企画を携え、皆様のお越しをお待ちしております!
ここからはオフショット。
休憩時間、楽屋でリラックスのお姉さん二人です。
前回に引き続き受付をしてくれたスタッフのあいちゃんと。
ポーズを決めるMikiko