先週の西南の大学院の講義は、パイプオルガンについてでした。
西南学院のチャペルには、それは美しいオルガンがありますが、
時々、ツアー(?)のチャンスがあって、「パイプの裏側」を見せてもらえます。
最初にふいご室を見せてもらいましたが、大きすぎ&近すぎで撮れず(残念)
からくり度が高くて、『ピタゴラスイッチ(by NHK)』とか好きな人は、
絶対ハマります。
鍵盤(ストップの数が半端ない!)の中の仕組みを見るために、
表面の板を外してもらったり、
小っちゃくて、長ーい柄のついたハンマーで調律するところをみたり
つまようじサイズの、パイプもあります。かわいい
表から見えるところのパイプは、実はダミーだった!という衝撃的事実(笑)
パイプの数は、半端ないです。
オルガニストはこのシステムを熟知して使いこなさないといけない。
大変〜、でもかっこいい。
こんな大きな楽器を自由自在に操るなんて・・・
ガンダムとかエヴァとか操縦してるみたいでしょ?(違うか)
オルガンは、同じ人が作っても、建物の構造や響きによって設定が変わるので
同じ楽器は2つと無いそうです。
そして、色々なオルガンを弾くことが、オルガニストとしての仕事の一部だとか。
西南音楽主事の安積氏も、ドイツで教会音楽家としての仕事をしていた時は、
あちこちの教会を尋ねては、カギを『はい』っと渡されて、弾かせてもらっていたそうです。
(これはドイツ国家資格のA級を持っているので可能です。普通の人は出来ません)
…楽しい。色んな音が溢れてくる。シンセと違って、空気が震える。体中に響いてくる。
この楽器に最初に出会っていたら、人生変わっていたかも。

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