ヨーロッパではガット弦の材料が入手困難になったため、
有名な工房がガット弦の製造中止を発表したので、
古楽演奏をする者としては、ちょっと気がかり。
先日、バロックギターの2コースが2本とも切れてしまい、
在庫がないので、注文しなきゃ、と思っていた矢先だったので、
こわごわ、いつもの工房のホームページにアクセスしてみる。
私は英語しか解らないので、アメリカの工房にいつもの頼んでいるのだけれど、
良かった! 普通に注文出来た。
狂牛病対策から取られた、今回の流通規制。
ヨーロッパでのガット弦の品不足は、当然、アメリカの工房の在庫にも影響するだろう。
大量生産できない手作り品だし、
それぞれの工房が培って来た技術が途絶えてしまわないかも心配。
やっと品質の高いガット弦が供給されだしたのだから、
何とかならないものでしょうか?

0