第13回だそうですが、行ったのは実は今年が初めて。
会場のアクロス福岡とは、目と鼻の先のビルで、10年以上教えていましたが、
興味はあったものの、忙しい時期は重なるもので、
他人のコンサートはここ数年、行けた試しがありません。
(自分のコンサートのチラシの挟み込みには行きますが・・・)
しかし今回は、フルート(&トラヴェルソ)を習うことになった娘が
「トラヴェルソのステージを聴きたーい!」と言いますし、
しかも今年のテーマは「うたの祭典」と言うことで、
仕事を調整して行くことにしました。
20年前帰国して、色々日本のコンサートを観ましたが、
海外とのギャップが大きすぎて、少々ショックを受け、
実は、忙しいというよりは、行く気が失くなってしまったのが本音でした。
オープニングコンサートは、バッハのロ短調ミサ(大物!)ですが、
オケと合唱団はこの会のための寄せ集めのようだし、
海外から指揮者とソリストだけ呼んできての本番。
少々古楽をかじってしまった自分には、
また20年前の失望を味わうことになりはしないか・・・
少々不安な思いで席に着きました。
でも予想を裏切り、1小節目を聴いた瞬間、「これはイケル」と直感。
久々に、ゆっくりと「安心して」楽しめました。
カーテンコールも、拍手がなり止まず・・・
あれだったらスタンディングしても良いのに、
福岡の聴衆はホント、大人しいです。
2〜4日目も良いプログラムで、勉強になりました。
仕事、サボって行って良かった。(おっと失言

)

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