あふれる思い  気のまま家族

写楽、新しい幼稚園行き始めて2週間になる。
送っていった母と別れるのが寂しくて、バイバイするのに10分ほどかかるのだが、泣かずに楽しそうに通っている。
今朝は、私が他の園児に「おはよう!」と声をかけると、写楽に「しっ!だめよ、かあちゃん英語で話さないと。ここは幼稚園でしょ。」とヒソヒソ声でたしなめられた。
幼稚園に行ったら英語で話さないといけない、日本語は理解してもらえないということはよくわかっているようだ。

日本人の先生が一人いらっしゃるので、英語がまだよくわからない写楽にとっては心強い。ありがたいことだ。

昨日、写楽を迎えにいった時、その日本人のハナ先生が話してくれたできごと。
前にも書いたように写楽の通う幼稚園は、独特の教授法をしているため、いろいろなルールがありそのルールをまず覚えなくてはいけない。
例えば、一度にいろんなおもちゃ(教材=マテリアルという)を出してはいけない、自分が今遊んでいるものを片付けてからでないと次のおもちゃを出してはいけない。
また、多人数用と一人用のおもちゃがあって、一人用のおもちゃで誰かが遊んでいる時は、その子が終わるのを待たないといけない。シェアしてはいけない。
などなど。
原始人写楽は、たくさんのおもちゃをばーっと出して遊びたい。まず片付けてから次を出すなんてできない。
誰かが遊んでいるおもちゃがおもしろそうだから、自分も遊びたい。
それらを、先生に注意される。
「片付けてから次を出すのよ。」とか。
「これは、今他の子が使っているからあなたは待ちなさい。シェアしてはいけないのよ。」とか。
ルール厳守は厳格にしつけられる。

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また「外で遊ぶ時は、靴をはいて帽子をかぶって日焼け止めをぬる。」というルールもある。
写楽が「ノー!」というと、「いやなら、外に出ずに園の中で遊びなさい。どちらを選ぶかはあなたのチョイスよ。」と諭されるらしい。
ハナ先生いはく、「写楽ちゃんは、何を言われているかもよくわからないときもあるだろうし、自分の気持ちやいいたいことを英語で言えなくてはがゆい思いをしているんだと思う。」と。

昨日、先生にルールを教わっているとき、堰を切ったように日本語を話し出し、泣きながら抗議したそうだ。
自分は、靴をはくのはいやなんだということを。
自分は外に出たいんだということを。
自分はこのおもちゃをお友達とシェアして遊びたいんだということを。
もちろん、ニュージーランド人の先生は、写楽が何をいっているのかわからないから、ハナ先生が説明してくれたそうだ。

でも、だめなものはだめ。ルールだから。
一度、だめと言われたことは、泣いてもわめいてもだめ。
徹底している。

だめだめといわれ続けて、フラストレーションがたまっていたのだろうね。
自分の気持ちをどう表現していいかわからなくて、我慢していたんだと思う。
そして、我慢できなくなって、日本語と涙があふれたんやな。
話を聞いて、ちょっと胸がつまった。
がんばってるねんなあ。まだ小さいのに。

ニュージーランド人の先生は、「She is still learning. It is OK(彼女は今ルールを勉強しているところだから。大丈夫。)」と言っていた。ぶれない。それゆえ、信用できる。


残念ながら、 ハナ先生はオークランドに行ってしまうらしい。
優しい先生で、日本語で写楽にいろいろ説明してくれていたので心強かったのだが、それも仕方ない。
日本語で通訳をしてもらうことは、写楽のためにいいことなのかどうかはわからない。
ニュージーランドで幼稚園や学校に行っても、普通は日本語は通じないのだから。バイリンガルの子の通る道だ。


まだ2週間。
幼稚園児が英語を理解するようになるには、3ヶ月ぐらいかかるらしい。
がんばれと心の中で励まし、がんばったねと抱きしめてやることしかできない。泣きそうになりながら。
昨日ハナ先生から聞いた写楽の様子を河童に話すと、「がんばってるねんなあ。わしもがんばろう。」と言った。


日本語でわーっと話し泣いていたと聞くと、胸が痛くなる。
がんばってるんやなあ。
昨日の帰りの車で、「今日はどんなことがあったん?○○、泣いたん?」と聞くと、「泣いてないよー。」とケロっとしていた。
「ダダとかあちゃんにお手紙かいてきたから、おうちについたらあげるねー」と。

「子どもは、ちょっといやなできごとがあると、どれがクローズアップされて、いやだったーということしか言わないけど、楽しい経験や達成感なども必ず毎日たくさん体験しているはずだから、心配しないで。」と先生たちはいう。
そう信じている。

今日は写楽にとってどんな日になるんだろう。
お風呂の水が黒くなるぐらい、毎日、泥だらけ汗だらけで腹ペコで帰ってくるきみ。
今日も真っ黒になって帰って来い!
いっぱい抱きしめよう。





幼稚園に行き始めたとたんに、おしっこがトイレでできるようになった。
失敗してもれてしまうこともほとんどなくなった。
「今日は、うんちいっぱいでたよー!おともだちと一緒にしたんだー!」とうれしそうに報告する写楽。
そーか、そーか、お友達と一緒にしたのか。
「でかした!」といいながら想像して笑ってしまう母。
「先生は、『トイレット!』ばっかり言うからいやなんだ。」とほっぺをふくらましていたけど、これも「トイレに行きなさい。流しなさい。手を洗いなさい。」と言い続けてくれた先生のおかげだ。
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2009/3/3  13:41

投稿者:Akiko

覚えててもらえて良かった(^-^)

そうです!
あんなに純粋だった息子なのに今はもう…(;∇;)

NZへはいつ行かれるかわかりませんが…いつでも行く気満々です♪

気持ちは持ち続けないとね(^ー^)

2009/3/2  10:20

投稿者:あひる

★Akikoさん
覚えていますとも!というより忘れたことなどございませんよん。
ミクシーやめちゃうんだものー、どうしているのかなあ?と思ってましたよん。
今でもスペンサー愛してますか?スペンサー、今年もイングランドにいるんでしょうか?
今度は、2011年にぜひぜひニュージーランドにいらっさいまし。
今度こそ優勝するわよ!絶対よ!それにはAkikoさんの応援が必要です。

息子さん、高校入学ですか。おめでとうございます。
ほーー、もう高校生ですか?早いなあ。
スーパーで「おかあさん、子どもはどこから生まれるのー?」と聞いていたあの息子さんですよね?

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2009/2/28  23:43

投稿者:Akiko

あひるさん
ご無沙汰してます。
スペンサーを愛するAkikoです。
覚えてらっしゃるでしょうか…。

あひるさん、河童さん、写楽ちゃん、皆さんお元気そうで良かったです(*^^*)

写楽ちゃん、3歳になるんですね(^^)

私が息子とNZに滞在した時、息子は3歳でした。

そんな息子も先日ようやく高校受験が終わり、ひと段落ついたところです。

ここ半年くらい沢山悩まされて、本当に疲れきっていたけど、あひるさんの日記と久し振りに再会し、また活力をもらいました(^^)

私も頑張らなくちゃ♪

また寄らせてもらいますね(^-^)

2009/2/25  8:00

投稿者:あひる

★kikiさん
園長先生に話そう大作戦、がんばってはいるのですが。
写楽は、リトルジャネットが怪我したところに絆創膏をはってくれたーと喜んでいました。
優しい先生ですよね、きれいだし。

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2009/2/16  8:07

投稿者:KiKi

あははは、とっつきにくい園長サマ、良く分かります。
無表情ですもんね。
私も、話せるようになるまで、しばらぁ〜く掛かりました。
でも、話してみると、遠慮していた自分がバカみたいなくらい、親身になってくれますよ。
あひるさんが私の様に、時間の無駄をしてしまったら、もったいないなぁという老婆心です。
おせっかいとも言いますね。ははは。

金曜はお暇ですか?
改めて、メールします。

2009/2/16  7:32

投稿者:あひる

★雅ハハさん
大人が思うほど、悲壮感はないんですよねー。あのヒトたちには。
親はこんな思いをするのだとわかって、自分も親にずいぶん心配をかけて世話をかけて大きくなったのだと実感します。
自分で大きくなったように思っていたわ、私も。

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2009/2/16  7:31

投稿者:あひる

★おやびん
おやびんも十分がんばっているよー。私もがんばる〜。(できるだけ。)

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2009/2/16  7:28

投稿者:あひる

★ROOさん
ありがとうございます。
ほんとに、そうだ!幼稚園に行き始めたら、あっという間にトイレができるようになりました。時期的なものもあるのだろうけど、責任を持って気にしてくれている先生の存在が大きかったと思います。
12月まで行っていた保育園では、パンツはいていってもほとんどトイレでおしっこできずに、毎日濡れたパンツを何枚もお持ち帰りしてくれてましたから。

英語、すぐに話せるようになるんでしょうね。使い分けがちゃんとできるのかな、それも心配です。

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2009/2/16  7:15

投稿者:あひる

★kiraさん
私が泣きそうになっているほど、本人に悲壮感がないのが救いです。

kiraさんも英語の勉強がんばっているんですねー。
勉強してるヒト、がんばっているヒトは、勇気を与えてくれます。自分もがんばらなくちゃという気にさせてくれます。ありがとうございます。

http://happy.ap.teacup.com/kinomamanz/

2009/2/16  7:07

投稿者:あひる

★kikiさん
ありがとうございます。おかげでちょっと安心しました。
We all are different.
That's why we all are special.
We are lucky because we have each other
いい言葉ですね。私が教育に求めるものはまさにこれです。みんな一緒でなくていいんだ、それぞれ違うからすばらしい。違いを尊重しよう。
そんな気持ちに育ってくれればうれしいです。
校長先生、どうもとっつきにくくてまだあまり話せないでいます。今度心配ごとができたら、勇気を出して校長先生に相談してみようと思います。
(スキスキ光線を私から発信してみているのですが、あまりこっちを見てくれないのー。)
ありがとうございます。
ではまたゆっくりお話しましょう。

英語なんてダイキライ!英語でいえるのはすごいです。想像するとほほえんでしまいますね。
今日は、写楽、朝すっごい早く起きてきたので「途中で眠くなったら、先生に言ってマットで寝かしてもらいなさい」というと、「スリープターイム、プリーズって言えばいいの?」と。そうそう、スリープタイム、プリーズでいいよ。ははは、意味は通じるじゃろ。子どもはいろいろがんばっていますね、ほんと。

若旦那に今度ぜひ会わせてください。


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