理不尽  気のまま家族

いつも行ってるプレイグループでのできごと。

写楽ともう一人の女の子が、同時に気に入ったおもちゃに突進した。
人形をのせるベビーカーのおもちゃだ。
同時に手をのばし、同時につかむ。
二人ともベビーカーを自分で押したい。つかんで離さない。
二人とも譲らない。
二人とも同じぐらいの歳のようだ。
2歳児は「ほしい」しか頭にない。ゆずってあげようとか一緒に使おうとかは考えられない。

写楽、
「これ、△△(自分の名)のよ!△△があそぶってやくそくしてたでしょ!」と日本語でいいながら、口をとんがらせて、ぐいぐい自分のほうへと引き寄せる。
いやいや、そんな約束してへんって。

私は口も手も出さずにだまってみていた。
どうするのだろう?

女の子も「mine!」といいながら、おもちゃをとろうとする。
写楽離さない。
女の子も離さない。
写楽、やや優勢。
とうとう女の子は、ほしいおもちゃがとれずに泣き出した。


そこに女の子の母親がやってきた。
「なぜ泣いているの?」と娘に尋ねる。
「私のおもちゃをあの子(写楽)がとったー」と母に訴える女の子。

いやいや、それはその女の子が遊んでいたおもちゃではない。
写楽と同時にとりあったのだが、きみが負けたのだ。
一部始終をみていた私には、このことに関しては写楽は別に悪くないのではないか?と思った。
遊んでいたおもちゃを横から奪ったのなら、写楽が悪いけど、二人同時にとろうとしたおもちゃを自分がとれなかったのだから、しかたないのではないか。


でも、こんな場合泣いたほうが勝つ。世の中、理不尽だ。
例えば、これが幼稚園でのできごとだったとする。
大人(先生)のみていないところで、おもちゃのとりあいをして、とれなかった子が泣く。
正当に戦って勝ったほうは、「人のものをとってはいけない。」または「仲良く遊びなさい!お友達に意地悪をしてはいけない。」と怒られる。
世の中、理不尽だ。


写楽が、友達に自分のおもちゃを貸してあげるとうれしくなるが、たまにはほしいものはほしい、負けない!という気概をみるのもいい。
「おもちゃもお菓子もシェアしなさい!」
「自分だけで遊ばずに貸してあげなさい!」
「自分より小さい子には優しくしなさい。」
いつも口うるさくそう注意する。
「やめなさい」
「かしてあげなさい」
「シェアしなさい」

たまには思い切り、自我をぶつけ合うのもいい。
ゆずってばかり、あきらめてばかりじゃなくてもいい。
親の思いは、矛盾している。


強くあってほしい。
他の子とおもちゃをとりあって負けないのは、一つの強さかもしれない。
他の子におもちゃをゆずってあげられるのは、確固たる強さだ。
後者の強さが持てるようになるだろうか。


自分は悪くないのにしかられる。
これからそんなこともたくさんあるだろう。
世の中、理不尽やで。


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今は、ほしいものを途中で離してしまわぬ強さを持て。
いつか、ほしいものをゆずってあげられる強さを持てるはず。
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2008/5/3  12:04

投稿者:あひる

★makiさん
本当ですねー。こうやっていろいろ学んでいくんでしょうね。
みんなと足並みそろえましょうという考え方が、ニュージーランドではあまりないので、日本の幼稚園に行ったら、きっと写楽なんか乱暴者だと思います。

こうやっていろいろ学んでいく、すごいですねー。子供は。

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2008/5/3  12:02

投稿者:あひる

★Chiさん
本当に。押しと引きって難しいですね。大人になっても。

押してばかりだと孤立するし、ひいてばかりでも損したりうまくいかなかったり。大人になっても試行錯誤です。
娘ちゃんは、NO2のタイプなのかな。NO2は、人気でるよー、きっと。

写楽は、実は気の弱い母親とは違い、意外に気が強いです。負けてません。友達と何かをとりあって、泣いたことはありません。どうなっていくのかな、これから。

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2008/5/3  11:58

投稿者:あひる

★ROOさん
「はんぶんこ、はんぶんこ」のしまじろうの歌、写楽も大好きです。
食べ物をわけるときは、必ず歌ってうれしそうにしています。「だだと○○と半分こ」とうたいながら、父親にお菓子など半分持って行きます。

おもちゃのとりあいは、成長をうながすいいことなのかもしれないですね。とったり、とられたり。

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2008/5/3  11:54

投稿者:あひる

★yamaさん
惚れた男は、絶対にゆずってはいけませんな。ははは。それはしっかり言うてきかせます。

太鼓に興味をもってくれたらいいなあと思います。
そしたら一緒にできるのに。

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2008/5/3  11:52

投稿者:あひる

★づみさん
ありがとうございます。まだまだいろんなことに動揺する未熟者です。
京ちゃん、かしこいですねー。優しいねー。
周りでみている大人をついほほえませてしまう。
やるねー、なかなか。

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2008/5/3  11:50

投稿者:あひる

★よしりんさん
ありがとうございます。
優しい子に育ってほしいと思います。強くないと人に優しくできないから、強くならなくては。
私がへなちょこなので、なかなか娘にうまく伝えられません。

いつかお会いできますように。

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2008/5/3  11:48

投稿者:あひる

★おやびん
いつもいつもゆずってしまう子は、気持ちが優しいんでしょうね。ゆちの写楽は、負けてない、気が強いです。いいのか、悪いのか。
でも、心配なおかあさんの気持ちわかります。
写楽が乱暴な子の近くに行こうとすると、ドキドキしますもん。
もっとどっしりしておくべきなんでしょうけど。

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2008/5/3  11:44

投稿者:あひる

★雅ハハさん
わははは、おもしれー。ガッツポーズしていただいてありがとうございます。
私も実は「よっしゃー」と思いましたです。
でも、相手の子が泣いてしもて、おかんがすぐにやってきたときは、気まずかったです。
私も一緒になって泣かしたみたいな意地悪母娘みたいでしょ?あわてて、「このおもちゃあげるよー」とその辺あったおもちゃをその女の子に渡したりして...ははは、遅いって。
うさぎの目とひげを写楽が書きました。

母の気持ちは複雑です。自分の子が他人をいじめるのも自分の子がいじめられるのもいややねー。

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2008/5/3  7:25

投稿者:maki

うんうん・ありますよね〜理不尽なこと
でも、自我をぶつけ合うことはとても大事・・そんな中で譲ったり譲られたり、押したり引いたりを学ぶんですよね。

こんなに小さい頃からそういう勉強をしているんだと思うと、なんだかすごいよね〜〜。

2008/5/3  4:35

投稿者:chi

泣いたりとかね、上手に訴えることが出来たりとかそういうのは大人になってもそうかも(苦笑)

私もこちら(NZ)では多少負けん気が強い方が良いかとは思っておりまする。
うちの長女はと言いますと、強い子に付いて行くフォロワータイプのようで(苦笑)
大人になっても押しと引きのバランスって難しいですよね。

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