ニュージーランドの町医者  気のままニュージー

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ニュージーランドでは、それぞれの家庭に、GPと呼ばれるかかりつけのお医者さんがいる。
日本のように、おできができたら皮膚科、鼻炎だったら耳鼻咽喉科に行くのではなく、とりあえず、身体の調子が悪かったり、そんなにひどくないケガなら、まずGPに診せにいくのだ。
完全予約制である。「今日は予約でいっぱいだから明日の○時にきて」といわれることも多々ある。

6歳以下の子供は医療費無料。また、ACCと呼ばれる制度があり、事故による怪我の治療は無料、またはかかっても微々たるものである。政府が支払ってくれるのだ。
ここでいう「事故」とは、車の事故や大事故である必要はなく、「道でこけた」とか「イスを持ち上げたら、腰がぐきってなった」のような事故でも補償される。
これは、ニュージーランド国内でおこった事故ならば、ビザはもちろん、国籍などすべて無関係で治してもらえる。
つまり、日本人がニュージーランドを旅行中に、自分でこけて足の骨を折ったとしたら、治療費、入院費などは無料である。

数年前のできごと。
へたくそなゴルフで地面を強打し、傷めた右ひじがなかなかなおらない。
テニスエルボーと診断されて、すでに1ヶ月半がたっていた。

フイジオセラピーに何度も通ったが、よくならないので、GP(かかりつけの医者)にもう一度行った。

わたしのGPは、前髪のかわいいドクターPおじちゃん。
彼はいつものように優しくこう言った。
「方法は2つある。ひとつは、このままほっておいて気長に治るのを待つ方法。もうひとつの方法は、注射をすることだ。」

このまま「ほっておく」というのが、治療方法の選択肢にあるのがおもしろい。
早くなおしたいので、「注射して」と頼んだ。

「よし、じゃ注射をしてあげよう。かなり痛いよ。そして終ってからもずっと痛いよ。」
とニコニコしながら言われる。
優しい顔して、すごくおどす先生である。
普通は「ちょっとチクっとしますよー」と言うんじゃないかい?

「注射の準備するから」と診察室を出ていったP先生を、ドキドキしながら待つこと数分。
P先生がまたニコニコとはいってきて、こう言った。

「最後の1本をこのあいだ、別の人に打ったから、今その(関節痛用の)注射がきれてるんだ。」

仕方ない。じゃまた出直すしかないか...と思った。

P先生はさらにニコニコしながら言った。

「処方箋を書いてあげるから、街の薬局で注射液と注射針を買ってきなさい。それを持って明日またおいで。打ってあげるから。」

なんじゃ、そりゃー!?
「ニュージーランド流」にはかなり慣れたつもりだったが、これには驚いた。
注射液と注射針キット、買ってこいだとー?!
そんなん、普通患者に買わせるか?注射針まで患者が買ってくるのか?

「苦しい!クスリがきれる。...これを打ってくれ!...はあ、はあ」と注射器をさしだす図を想像した。

そんなわけで、その日の午後にシャブ...イヤイヤ、関節痛の注射を買いににいった。

おもしろい国だ。
というより、これが世界の「普通」なのか?
日本のやり方に慣れているときには、想像もしなかったことを平気で言われる。「注射液と針買って、持ってこい」やて。

ACCが適用されたので、治療費は無料だったことだけが、救いであった。



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       血ぃ、吸うたろかぁ?



さて、今日は何位になっとるか?イチオ、見てくれますか?はい、ポヨヨーーンと1クリックしてね。


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2005/1/26  11:31

投稿者:あひる

makiさん
うん、うん、いい国ですね。社会保障は整っている方だと思います。でも、問題もいろいろあるようですよ。

予防接種、受けたことないんですけど。子供たちは無料じゃないかしらん。少なくとも6歳以下なら絶対無料です。
子宮がん検診も無料です。あと、出産もそのための検診も無料です。検診は定期的に助産婦が家に来てくれます。


http://happy.ap.teacup.com/kinomamanz/

2005/1/26  8:00

投稿者:maki

すごい・・いい国ですね〜。
注射キットには、びっくりしたけど日本では考えられないことですよね。
いつもインフルエンザの予防接種を打つときに、”何でこんなに高いのかなあ”とびっくりします。

ニュージーランドは予防接種も無料なの??
移り住みたい・・

http://6903.teacup.com/sevensea/shop

2005/1/26  5:54

投稿者:あひる

かおりさん
きっとニュージーランドでは、薬では儲からない仕組みになってるんじゃないかなあ。
でも、日本の健康保険制度のような医療社会保険がないから、病気の治療は全額負担です。
公共の病院での治療は、すごく安いのですが治療を待っているひとがすごく多くて、なかなか順番がまわってこず、手術の順番を待っているあいだに亡くなる人もいるとか。
私立の病院はすぐ診てもらえるけど、治療費が全額負担でべらぼーに高いため、各自自分で医療保険にはいってます。うちもはいってます、メディカル・インシュアランス。
日本の国民健康保険や会社の社会保険の掛け金の方が高いですけどねえ。


http://happy.ap.teacup.com/kinomamanz/

2005/1/26  5:50

投稿者:あひる

ナッツさん
>そこからそれらを拾ってきて、夏休みの標本作りに使ったのは言うまでもありません。

ひえー、大丈夫だったんですか?子供って無茶しますねー。子供だったナッツさんがというべきか。

>・・・・それ以外に使った事は ないですが。  (ないですって)  (笑)
兄弟に刺したりしなかったですか?

ともぢさん
今思い出しました。
そういえば、注射液と注射針、私お金払いましたよー。ACCだから、無料かすごく安いはずなのにー。ああ、普通に払ったわ、そういえば。
こんなこともよくあります。ええ加減な国なので、ちゃんと指摘しないと間違えられます。ああ!




http://happy.ap.teacup.com/kinomamanz/

2005/1/26  5:45

投稿者:あひる

みなちゃん
おおらかというか、いいかげんというか。
こちらのGPは、儲けようという気がないのか、政府からお金がでるのか、極力薬を飲まさずに治そうとします。咳がでると言ったら、咳止めの薬でなく、マヌカハニーをなめてごらんと言われました。

づみさん
そうなんですよー。事故による怪我の治療費は国が負担してくれます。もしづみさんがスキーでこけて怪我しても治してくれたはずです。
でも、病気は自己負担ですよ。スキーしてたら、冷えてお腹が痛くなったとか、変なもん食べてあたったとかは、自己負担です。夜間の救急治療は驚くほど高いです。

http://happy.ap.teacup.com/kinomamanz/

2005/1/26  5:41

投稿者:あひる

やよいさん
ねえ、驚きましたよ。さすがに。おもしろかった。

天さん
そうなんですよー。でも、さすがに誰でも買えるわけでなく、医者の処方箋がないと買えないようですが。ついでにいうと、ニュージーランドでは、病院に行ってもそこで薬はもらえず、処方箋をもって薬局に買いに行きます。薬は高いんですよ。


http://happy.ap.teacup.com/kinomamanz/

2005/1/26  5:36

投稿者:あひる

陶おにいさま
>四十肩の陶ちゃん(違うけど)です。
え?五十肩じゃなくて?...きゃー、ごめんなさーい。

>「自分で縫おう!縫合SET]
ブラックジャックみたーい。

かげっちゃん
なんか小さい頃のやっくんが想像できますねえ。保健室のセンセイって注射(治療活動?)してもいいの?あ、資格があればいいのか。
じゃ、私が今度痛くない注射をしてあげます。もうメロメロになります。




http://happy.ap.teacup.com/kinomamanz/

2005/1/26  2:06

投稿者:かおり

(・0・*)ホ,(゜0゜*)ホ--ッッ!!!
ニュージーランドっていい国ですねー。

今日たまたま テレビでやってたけど
医者は点数でお金をもらうから
「無能な医者ほどボロ儲け!」って言ってた!!
なんでも、風邪ひいたとかで医者に行って
「はい、風邪ですね・・・」と言ったら何千円。
「薬出しときます・・・」の薬で何千円。
あと、注射とかレントゲンとかいろいろやって
高くしていくんだって・・・。
なんか、そんなの聞いたら 医者も信用できなーい!! (○`ε´○)プンプン!!

ニュージーランド行こうかなー。
転んで病院行きたいなー。

2005/1/26  0:31

投稿者:ともぢ

ということは、注射器と注射液キット代は
患者負担ということですか?
面白いシステムですね・・・。

http://star.ap.teacup.com/winered/

2005/1/26  0:29

投稿者:ナッツ

今はどこの病院でも注射針の処理がとっても厳しいですが、私の子供の頃 町の小さな診療所では、廊下のゴミ箱とかにも普通に注射器セット針付き が捨ててありました。 
そこからそれらを拾ってきて、夏休みの標本作りに使ったのは言うまでもありません。
・・・・それ以外に使った事は ないですが。  (ないですって)  (笑)

http://happy.ap.teacup.com/nstyle6905/

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