「謎の国アルバニア〜2012.9,22-9.23〜」
another trip
アルバニアは歴史的にとても興味深い国だ。
アルバニアの広場
現在のアルバニア人の祖先はイリュリア人だと考えられている。
その立地が故に、まずはギリシャ→ローマに触手を伸ばされ、進出してきたスラヴ人によってバルカン半島の南西部のみ住むようになった。
中世を通して、ビザンツ帝国、ブルガリア帝国、セルビア王国と、その時々の覇権国家の支配を受ける。
う〜ん、カタカナばっかり。
世界史苦手の私にはよく分からないが”翻弄”という言葉がよくにあうw
雄雄しいアルバニアのマーク
オスマン朝時代はもちろんオスマン帝国に組み込まれるが、400年以上続く支配の途中、スカンデルベクの活躍により37年間だけ独立を保持する。
一時的とはいえ、スカンデルベクさんすごいねぇ(´Д`)
第一次バルカン戦争後に王国として独立を果たすも、第一次世界大戦の影響によりドイツから送られていた国王が早々亡命。
混乱に乗じて隣国からの侵入を受けるが何とか維持、しかしその後共和制へ移行。
そしてここでゾグーさんが登場するんです!
美しいモスクもあります
このゾグーさんの経歴がすごい。
まずは内相兼軍事司令官→首相→大統領へ就任。
そして独裁権を握っちゃってなんと王様になっちゃったんですね〜。
ゾグーさんはよかれと思ってイタリアに近づいたんだけど結局そのイタリアに併合されちゃって、そのイタリアが負けると今度はドイツの手に。
1945年にやっとソ連によってアルバニアは開放されました。
だもんだから、次の指導者ホジャさんがスターリン☆らぶになっちゃって。
でもスターリン☆らぶが行き過ぎちゃって援助が必要な状態なのに隣国と断交。
孤立しちゃったのね。
なのに結局ソ連とも仲違いになっちゃっうという・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
今度は中国と仲良くなろうと思って、文化大革命の影響を受けて世界初!の無宗教国家宣言を行い、全ての宗教活動を禁止します。
そしたら、当の中国が文化大革命やめちゃって、それがきっかけでまた仲違い。あらら。。。
ホジャさんの死後、民主化がやっと進むんだけどねずみ講事件で国民の3分の1が財産を失ったり、もう踏んだりけったり。
今は全然そんな雰囲気を感じさせないけど、コソヴォ紛争や、鎖国の影響で皆が車を持ち出したのは最近だったりと、知れば知るほど興味深いアルバニア(運転荒いから要注意w)。
皆親切で英語も結構通じるから、一度行ってみてはいかがでしょうか(・´з`・)?
ドイツではモデルをやっているという宿の男の子。本当か(笑)!?

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