「さようなら、エチオピア〜2009.1.28−2.7〜」
アフリカ
皆さん、お久しぶりです
・・・はい、とってもお久しぶりです

。
きっともうエチオピア編を書くモチベーションが低いんだと思います

だから今回エチオピア最終編で〜す

さて、バスでのエチオピア人との熾烈な戦いを制した私。
ホっと一息ついたのもつかの間。
んっ?
んんん〜〜〜〜〜っ!?
ダ・レ・カ・ガ・ワ・タ・シ・ヲ・サ・ワッ・テ・イ・ル!?
パッと振り向くが、それらしき人は見当たらない

。
なんだ、ただの気のせいか。
前を向いて今度こそ一息つこうとすると
んっ?
んんんんんんん〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?!?
やっぱり誰かが触ってる
!!
パッと振り向くと
や・つ・だ
間違いない

そいつはニヤニヤ顔から黒光りしそうな汗をしたたり出しながら、
悪魔のような顔で振り向いた私を見て笑っています(-_-メ) 。
けど、悔しい事に一度席を立ったら最後、席が無くなってしまう私は立って抗議することも出来ず、
ぎゅうぎゅうに通路でひしめき合ってる肉壁に阻止されて手を伸ばしてぶん殴ってやる事も出来ない

。
とりあえず精一杯メンチきって「触んじゃね〜ぞ〜


」オーラ前回にして前を向くと、
さわさわ、さわさわ
・・・・・
そして振り向くと、私が手を出せないのが分かったのか

触った事を隠しもせず


、
怒っている私を見てニタニタ笑っているあの男がいます





そしてまた前を向くと
サワサワ、サワサワ
・・・・・
あああああぁぁぁぁあああああぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!
来た来た来た来た!
はい、来たよ!
エチオピア名物
しつこい、ねちっこい、面倒くさいパターン!!!
こちらとら、夜明け前からバス

待って、
現地人の何十倍も金払って

、
ジャイアン

に席取られそうになって、
もう体も心もクタクタなのに何さらすんじゃいっ

怒った私は周りにいる現地人に
「ねえ見てたでしょ?あいつが触ってくんのよ!誰か注意してよ

」
「ねえ、あいつ私触らすのやめさせてよ。じゃなきゃあいつ引っ張ってきて

!!」
と、ゼスチャー交えながら必死に訴えるも、英語が分からないのか私に関心がないのか
全員、無視
!!
ったく、さっきといい、ひとっつも私助けようなんて奴もいないし、むしろ面白がってみやがって〜。
今前向いた時また触ってきたの、あんたたち間違いなくみてたでしょーが


!!
と怒っている私が訴え続けていると、一人のジェントルマンが英語で話しかけてきました。
「May I help you


?」
ええ、ええ!
助けて欲しいですとも

!!
私が詳しく事情を説明すると、
彼は悲しそうな顔で首を振りながらこう言いました。
「だってしょうがないよ。
ここ、エチオピアだし、君、外人だもん。」
はぁーいぃぃーー



!?
何それ?
エチオピアでは外人は触られようが、レイプされようがしょうがないんですかー?
そんなん法律でもあるんですかー?
それ決まったの、何時何分何十秒ですかー


?
結局バスが動き出すまで触られ続けたのでした
一筋縄ではいかないエチオピアのバス、皆さんもお気をつけあれ
エチオピアは本当に盛りだくさんの国でした。
「ゲロ」のインジェラから、
ボブマーリー徹夜で歌い続けたり、
ゴキブリと南京虫との格闘や、
子供に拉致られたり、
他には自国の通貨なのに弱すぎて飛行機買う時使えなかったり(笑)←日本で日本円使えないという状況
いっぱい怒って、
いっぱい笑って、
いっぱい怒って、
そしてまたいっぱい怒って・・・・・(笑)
何もかもがありえんすぎて、とっても楽しかった

そして紹介できなかったけど、何にもなくても冷えたおいしいビール


だけはたくさんあった(笑)
いっぱいいっぱい、怒ったネタ書いてたけど、
とってもとっても素敵

な国です


さて、次回からはある意味エチオピアとは正反対の国。
降り立つと、そこはまさにアラビアンナイト


「幸福のアラビア

」、「旅人の憧れ

」、
イエメンです



最後にとってもおいしいエチオピアビールをちょこっとご紹介〜



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