命のかたち…心のかたち…つちびと作家　可南ギャラリー

2020/12/2

「「夢ちゃん」という名前をもらったつちびと」　　

私にとっては嬉しいお話を伺った

聞かせてくださったのは・・私が一週間に一度の割合で体の不具合を調整していただいる杉本鍼灸院さん

先週・・いつものように施術をしていただきながら

何かの話の流れでうかがったことなのだけれど・・

多くの病院を受診しても原因が特定されなかった難病の方が

ある時から症状の緩和を求めて杉本鍼灸院に通われだして・・

杉本先生は、少しでもその方の状態を改善できればと努力されていた中

そのある方は、体を支えることも困難な状態で・・

毎回のように・・受付に置かれている温守（ぬくもり）などのいくつかのつちびとを

よろけながらも、可愛い可愛いとなぜて回られるのだという

必ずいくつかのつちびとに触れてから施術のお部屋に移動される姿を

杉本先生はいつもご覧になっていて

ある時、その方にお気に入りを一つを選んで頂いてプレゼントされたそうです

「僕のところに一杯飾っているより

その人にもらってもらった方がいいかな」と思って・・と杉本先生

つちびとを連れて帰られた方は・・

その子に『夢ちゃん』と名前を付けられたそうです

そんな状況でも・そんな状況だからか・・

名付けられた名前が夢ちゃんかぁ・・・と私は頭の中で想っていました

すると・・・施術をしていただきながら

私の目からは涙が流れていました

お会いしたことのないその方の手が

つちびとに触れて回られる光景が見えたような気がしました

ありがたかったです

そんな大変な状態の中でも、つちびとに目を止めてくださり

夢ちゃんと呼んでくださる方がいることや

ご自身がご購入されたにもかかわらず

その方が持っていた方がいいと思ってとプレゼントされる杉本先生の存在

そのどちらもが・・ありがたくて、ありがたくて

私がつちびとを作りながらやりたい究極のことは

こんなことなのだと思いました

今日は・・そんな杉本鍼灸院の受付にいるつちびと

昨日、施術に伺った時、お願いしてスマフォで写真撮らせていただきました

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