2019/3/17

世界「キャッシュレス化」ランキング  

一昨日、丸亀高校SGH(スーパーグローバルハイスクール)発表会のことをお伝えしましたが、そのプレゼンのひとつに「キャッシュレス後進国・日本」というテーマがありました。私も慌ててメモを取りましたので、今日はそれを紹介します。
世界トップは韓国の98%。以下A中国BカナダCイギリスDオーストラリアEスウェーデンFアメリカGフランスHインドIに日本、Jドイツ、と続きます。
つり銭が要らなくて便利、などというレベルではありません。キャッシュレス化に込められた二つの政策的な要素があって、それは@多額の所得控除A宝くじ制度、なのだそうです。後者は日本ではちょっとなじまないが、納税もキャッシュレス化すれば、このシーズン、市役所の駐車場も満杯になるあの税の申告制度もなくなり、あらゆる「人手不足」対策にもなり、そこに誘導するための所得控除、ポイント制度などの活用で、つり銭どころでないすごい効果が見込まれるはず。先を見越すという政治の力が、ここに出ているのか、とも思います。
「高齢者には不利だろう」。そうも思います。でも高齢者にこそ有利、というシカケにしていくことはできると思います。それが政治でしょう。
丸亀市の行政を動かす議会政治。それを構築しなければと思います。
0

2019/3/16

「あの日、初めて恋をした」  

水俣市を訪問時に一冊の本をいただきました。表題のような題名です。
全国からエピソードを募集。それを編集して一冊の本を上梓。テーマは初恋。それは水俣市が『初恋』を歌った村下孝蔵さんの生まれ育った場所だから。
訪問時、用務はほかにありましたからあの歌の誕生の舞台となった中学校を、横を通りかかったときに案内してもらっただけですが、ほかにも『初恋』の歌碑、初恋少女像、初恋通り商店街、恋路島、夏には恋龍祭、海岸には恋人の聖地というように、「初恋一色」、「初恋のまち みなまた」を全国に意欲的に発信しているそうです。
巻末のあとがきでこれを知ったのですが、それを書いているのは水俣市長。写真、サイン入りでやる気満々。ご自身の中学時代の初恋エピソードまで書き込まれています。
こういうノリの市長さんだったらいいな〜、と、これはないものねだりなのでしょうか。
幼稚園時代の淡いあこがれから多感な中高まで。実ったストーリーはほとんどなく、忘れることができないで10年待ったという話も。今は家庭を持って子育て中。その心の中にもまだ蘇る初恋の記憶。自分に重ね、楽しくも切なく、読了。
小学2年の時に、代替で着任した大学卒業したての先生に初恋。ラブレターを書いてお母さんに出してもらったら返事が来た。どきどきしながら開封して見ると、自分の出したラブレターに、朱書で文法の間違いが添削されて返ってきた、というエピソードは微笑ましくも切々としています。

「それから私は、離れているあなたの席を見ては、教室の広さに悲しくなったり、ふとした瞬間に目が合えば、嬉しくて、恥ずかしくて、どうしたらいいのかわからなくて、何もできないまま顔が熱くなりました」
そうだったよなあ〜、と、深くため息(笑)。
そして卒業。最後のチャンスに、言いたい告白の言葉はついに出せなくて、ただ「二人で写真を撮ってください」とだけ。
「するとあなたはニッコリ笑って承諾してくれました」。
「十年経った今でもよくあなたの夢を見ます」。

転校、部活動、電車通勤、二人で登下校。素材は限られているけれど、バリエーションはそれぞれに多彩。歳月を経て、こうして水俣市の募集に投稿できた人たちは、むしろ幸せと言っていいのでしょう。
「過去、それは所有者の贅沢である」。
そう言ったのはJ.P.サルトル。
私もそれなりの富裕者であるかも。10年も待つ根気はありませんでしたが、片思いばかりしていた自分が、それを「元手」に、今を形成しています。
こんなステキな発想で、市を全国にアピールするとはまたすばらしい。予算委員会でこのことも紹介させてもらいました。予算に余裕はありませんが、これでは「ビンボー」から脱出できない。それはいわば「政策ビンボー」「アイデア貧乏」なのではないでしょうか。
来週は卒業式に臨席します。みんなそれぞれの思いで旅立つのでしょう。丸亀市が、彼らの誇れる、胸に刻まれるふるさとであるように、私たちが汗を流さなければなりません。
0

2019/3/15

丸高SGH発表会  

今日、生徒さんとの昨秋からの広報広聴委員会交流の流れで、この催しにも招かれ、委員長といっしょに参観させていただきました。
前座、なのでしょうか英語によるプレゼンテーションが何組か続いたあと、講評者が入場。持ち時間5分で前半4題、質疑、休憩、後半4題、質疑、最後に講評、という内容。それぞれのチームがテーマを設定し、研究結果とプレゼン力を競う。
@死刑制度の在り方Aクラシック音楽を聴いたとき、など環境別「集中力」の研究B東日本大震災通じ「本当の復興とは」C「キャッシュレス後進国・日本」D「プラセボ」対照試験EAIと日本の医療の未来F中高生の読書量を増やすにはG小学校の給食残飯減少と地産地消策。タイトルは私なりにここで改編しています。
こうして眺めてみます。昨日まで5日間の予算審議、また議会全体を見渡して、取り上げられたテーマの多くは私たちの行政・政治テーマでもあることがわかります。
私は「参観者」でしかもセンキョに出ている人ですから紹介されもしない立場。もちろんそれでもありがたかったのですが、もし場面が許されるなら、昨日までの予算審議で出たコミバスのキャッシュレス化などこちらからの情報も提供したかったくらい。この高い問題意識を、逆に議会で受け止めたいなあとも感じました。
さていちばん感銘を受けたのは最後に講評に立った校長先生の言葉です。
「いずれ劣らぬ内容だったが一言、言いたい。パワーポイントに出る内容はあなたたちの頭の中には入っているはずだ。画面を見れば発言することは頭から出てくるはず。なのにどうして原稿を読んでいるの?」と。私たち議会もまた原稿の「読み合わせ会」と揶揄する人もいます。私にとってもキツーイ一言でありました。
こうした参観をさせていただいたのを機縁に、若い方たちと議会・行政の交流があっていい、いや、それは双方に必要だ。それを強く実感しました。
0

2019/3/14

平凡な頭脳が寄り合って作る  

今日の朝日新聞に、英国のEU離脱の記事がありました。合意なき離脱。この時点からあの国民投票を振り返れば「どれだけの人が分かっていたか」と、記事のとおりと思います。
コラムは続けて笠信太郎著「ものの見方について」を取り上げます。英国の知識のあり方についてのくだり。
「一人の優秀な頭脳が生み出すのではなく、たくさんの平凡な頭脳が寄り合って作るものだ」と。
コラムは厳しくこの英国の「話し合いの力量」が見えないことを指摘して閉じています。
敗戦の最高の遺産とも言える「日本国憲法」。そして血のにじんだ民主主義という制度。凡庸な頭脳を集めて、“正解”のない政策論議に「より良い」ものを求めて話し合いをする。議会の機能と責任を根本から言い表したものでしょう。
これに答える議会であるのか。わが丸亀市議会もつねにそれを問わなければ。そう思います。
0

2019/3/13

県下各市の市民パワー  

3/11付け四国新聞。たまたま3つの記事に共通の思いを抱きました。
まず坂出。市立図書館名と坂出商業高校写真部が初コラボ。若者の読書離れを食い止めようと図書館で写真展を開催、という内容。茶道部女子がモデルで協力。図書館の魅力を発信するものだそうです。
次に観音寺。市民43人が「役者デビュー」。市民ミュージカルが開かれたとの記事。観音寺、の名から「音を観るまち」を掲げた同市。そこでミュージカルを去年、初企画。今年はプロ俳優との共演も実現。
さらに東かがわ市。香川大学生と市民とが「東かがわ市ツアー商品づくり講座」の成果となる発表会を開催。「域学連携」とのテーマのもとに、県観光協会、JTBも巻き込んでの意欲的な企画。ご当地産品でお馴染みの手袋の活用から「無人島サバイバル体験」まで、多彩なアイデアが続々。
これらのフレッシュで意欲的な取り組みから、産み出されるミュージカルステージや読書率向上、グッズも大切だがいちばんの産品は市民のパワーそのものでしょう。
こういうことにとても「控え目」に思える丸亀市。新年度、なんとか市民パワーの糾合を。建設の始まった市民交流活動センターがフル活用される姿を、何としても実現させなければなりません。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ