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ジュマパパwrote
※今週はたい様が一人で来ていますので
コメントのお返事とご訪問は難しいかと思いますが
お許しくださいね。
記事は出来るだけ更新させていただきます。
−ジュマパパ・ジュマー
トルコ2日目最初の訪問地はトロイの遺跡です。
夕べの宿のあったチャナッカレは
トロイ遺跡の玄関口だったのです。
トロイというと、『ドイツ人の
ハインリッヒ・シュリーマンが、
ホメロスの「イリアス」に出てくるトロイの10年戦争に出てくるトロイアが実在すると信じ、
資材を投げ売って発掘を行って発見した』
ということを歴史で習った方もおいでかと思います。
発掘された場所は
ヒッサリクの丘というところにあります。
見学コースも整備されていました。
上から第9層・・・・・第1層まであって、見学出来るのは年代の異なる石積み。
時期が新しくなるほど、石積みの技術が向上しています。
バスが到着してから、ずっとこのワンコが前になり後になりしながら着いてきます。
ガイドさんが言うには、
トルコ犬(やや雑種気味)だとか。純血種はかなり大きいのだそうです。
丘の上なのでかなり遠くまで見渡せました。
トロイが繁栄していたころは、この丘のすぐ近くに海(地中海)が来ていたそうです。
古い時代の石組です。
シュリーマンは、各層のことなど気にもせず がんがん掘らせて、第2層目でトロイの財宝に突き当たったのだそうです。
遺跡の所々に、桜のような花が咲いていました。
まさか、桜っていうことはないと思うのですが・・・
この辺りには王宮があったようです。
古い石組みの上に新しい石組みを作っていったので、どんどん高くなっていったのがわかります。
往時の石組み想像図です。
トロイと言えば、やはり
木馬!
ありました!!
「本物?」というご質問には
「レプリカです」とお答えしたいのですが、
本物を見たことがある方々は、どなたも生きておられないので・・・
結構大きかったです、現代の木馬!
窓から覗いておられるのは、ジュマではありません、念のため。
シュリーマン、トロイの発見者として有名ですが、トルコ側から見ると、遺跡をわき目もふらずにがんがん掘り、各層を破壊し痛め、第2層目で黄金のデスマスクをはじめ八千点にのぼる財宝を掘り当て、神話のトロイ王の名をとり「
プリアモスの財宝」と名付けて祖国ドイツに持ち帰った掠奪者だそうです。
財宝が見つかったところは、今でも穴が残っており「
シュリーマンの穴」と呼ばれていました。
その財宝は、第2次世界大戦で行方不明になっていましたが、モスクワの
プーシキン美術館に秘蔵されていた事が判明したそうです。
今もそこにあるとか!
シュリーマン、トルコではすこぶる評判の悪い男になっていました。
物も見方は両面あるということですね。
さて、次はどこかな??
1日1回



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