庭の片隅に顔を出したフキノトウで、てんぷらをしたりフキ味噌をつくったり。
「美味しいね〜、春の香りと味だね!」と、家族が喜んでくれるのが嬉しい。
家庭菜園とはいえない狭い空間に植えたブロッコリーも美味しく頂き、おまけにいつもより早く収穫できているキヌサヤは料理の彩りとして活躍だ。
のどかな環境の我が家の周りには農産物の無人販売が何か所かあるので、季節の野菜には事欠かず、ウォーキングを兼ねて買い出しに行くことも。
自分が食いしん坊だからか、新鮮な野菜を目の前にすると料理パワーが増すのが我ながら可笑しい。
いつの間にか健康年齢を気にする歳になったので、体力温存のためにできるだけ歩いているけれど最近は目的をもつことを心掛けている。
もちろん季節の花や景色を眺めながらは一番の楽しみだが、日常的には最寄り駅一つ手前で降りて電車賃節約?ウォークとか、わざわざ遠回りをするとか、近場では手に入らない農作物のために山歩きなどの目的地を決めることも。
ということで、甘みと酸味が濃いミカンを買いたくて久しぶりに曽我丘陵へ。
けっこう急な登り坂もあって低山登山気分が味わえる曽我丘陵は、国府津駅から歩き出せ梅の花が楽しめるのでお気に入りの場所の一つだ。
心地良い汗をかきながら30分ほどで見晴らしの良い休憩所に出たら、まだ1月末だったのにもう河津桜(多分)が咲いていて、富士山や箱根の山並みとのコラボでテンションが上がった。
この時期に何度か訪れていても、こういう景色を目にするのは初めてだ。
そして、ハイキングコースの途中にはミカンの無人販売があり、予定通りミカンがゲットができたし、いつもより早く咲きだしてくれた梅の花は甘い香りを漂わせていて嬉しいことずくめだった♪
この日は曽我丘陵から別所梅林に向かい国府津駅に戻るという歩きなれた道筋だったけれど、最近は地図を見ながら新規ルートの開拓もしている。
例えば松田町寄(やどりぎ)のロウバイ園へは新松田からバスに乗るのだけれど、往復バスでは物足りず渋沢から歩くことに。
ネットで地図を見て方向と目印になる場所をメモ書きし、当日は探検気分で出発だ。
少々不安なこともあったけれど2時間ほどでちゃんと目的地に着き、例年より早く満開になったロウバイを堪能した。
何だか出歩いてばかりの印象だが、去年は中々手をつけられなかった観音さんの彫刻を再開したりも。
日々の暮らしの中に面白いことや夢中になれることがいっぱいある!と、今更ながら実感し自分時間を楽しんでいる。