10月の忙しい時期を何とか乗り切り余裕ができたのか、ふと目にした街路樹のケヤキの色づきに心が弾む。
標高が高いところはもう秋本番に違いないと、予定しているドライブ旅行が待ちどおしい。
ようやく当日、昨年悪天候で断念した赤城山へ向かったが、大沼周りから見上げると周りの山の木々はもうすっかり葉を落としていた。
大沼辺りは確か1300mほど。途中1100m辺りの紅葉は見頃だったのだから、標高差は正直だ。
せっかくだから色づいた木々の中を歩きたい。
山道を少し下り森林公園に車を停め近くの荒山まで往復して足慣らしをし、翌日は榛名山へ向かうことにした。
ばんざい!
榛名湖周りは見事な彩りに覆われまさしく秋本番!
雲一つない青い空とマッチして素晴らしい景色だ。
榛名山は榛名富士と呼ばれ、鉢を伏せたような形でまさしく富士山のよう。
何度か訪れているけれど、こういう場面にいつでも出会えるというわけではないからラッキーだ。
榛名山の登山道は狭いけれど割と歩きやすく、赤や黄に染まった木々の間から見える景色も素晴らしい。
汗と一緒に日々の疲れなどが流れ出ているようで、この爽快感がたまらなく心地良いのだ。
やっぱり山歩きは良いな〜
すれ違う人たちと挨拶を交わしながら登り詰め山頂へ着くと、そこにはさらに素晴らしい空間があった。
秩父などの山並みの向こうには、何と富士山までもが頂を見せている。
登山時間往復1時間10分。山頂散策を入れても2時間ほどであったが、久しぶりに良い汗をかいて身も心もリフレッシュだ。
まだまだ歩き足らなくて榛名山周りも散策したが、7月中旬からゆうすげが咲き乱れるという沼の原一帯は、ススキと山々が秋色に染まりその美しさから目が離せなかった。
あと2ヶ月で今年が終わる。
月日の経つのは本当に早い。
冬が来て春が来て・・・繰り返す日常の中での嬉しいことを大切にしたい。