2008/3/28

守りたい方言  

蘇州には蘇州語という方言がある。初めて蘇州語を聞いた人は、これが本当に中国語なのか、と信じられないくらい、中国語の共通語の発音とはかけ離れている。

私が蘇州に行った当初は、会社の中は95%が蘇州人、社内は蘇州語でしか話されなかった。会議でさえ蘇州語だった。

それが今では、どこの会社にも半分近く(もしくはそれ以上)の外地人がいるのが普通で、社内でも蘇州語を聞くことが少なくなった。また、学校などでも共通語で話すよう奨励されている為、子供たち同士でも共通語で話すようになってきた。

もちろん、方言が「外地人いじめ」に利用される事も多く(外地人は聞いて分からないので、方言攻撃、方言しか喋らず仲間はずれ)、それを防ぐ為・・・というか、地方の人間が都市間を行き来しやすくする為に、共通語を小さな時から喋り慣れるよう奨励されているのかもしれない。

ただ、このままでは方言が忘れられ、それを喋る人が無くなっていくのではないか、という危惧も出てきている。例えば、私の甥は、共通語はペラペラ喋り、まるで大人のような口調で喋るが、蘇州語は聞いて分かるが、自分ではほとんど話さないらしい。

私も蘇州へ行ったばかりの当初は、蘇州語で悩まされたが、その一つの方言が無くなりそうだ、と聞いて、頑張って残していってほしいと思う。
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