2007/5/28

中国人留学生の面接  

4月から教室の新しい講師を募集して、何人かの中国人留学生を面接している。教室を開いてから今まで、何人の留学生を面接したかは覚えていないが、合格率で言うと、5人面接して1人合格という感じだ。

面接のポイントは何か。色々ある。まず、最低限の条件として「発音がきれいである」ことがある。これをクリアしてくれる中国人が実は非常に少ない!私はこれに何度泣かされたことかっ!ちゃんとした標準中国語発音ができる中国人は、きっと10人に1人もいないのではないだろうか、とさえ思うくらいだ。「日本人の私の方が、ずっと発音きれいじゃん!」といつも思ってしまう。

この最低条件をクリアしたら、次に見るのは日本語能力だ。面接は日本語で行う。日本人とちゃんとコミュニケーションが取れるかどうか。いくら日本語ができても、日本人的な礼儀とか、わきまえとか、謙虚さとか、こういう人格的な部分も要チェックだ。たまに、最近の若者の影響を受けた日本語しか喋れない留学生もいる(つまり、友達同士の会話しかできない人)。面接してるのに、「ああ、そうそう。いいよ、いいよ。」とか、そういう感じの会話しかできない人。こういう日本語を喋った瞬間、「×!(バツッ!)」と思う。

その他、筆記試験もする。中国語で作文を書いてもらう。この作文も、たまにひどいのがある。こう言うと生徒さんには失礼かもしれないが、生徒さんよりずっと下手な作文を書く留学生もいる。「ちょっと、あなた、本当に中国人?」と言いたくなる。

中国語講師ができるレベルの留学生というのは、本当に本当に少ないなぁ・・・と、留学生の面接をしながら泣きたくなる今日この頃・・・。
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2007/5/29  15:36

投稿者:老板娘

愚公さま
コメントありがとうございます。最初は私も、中国語さえちゃんと教えることができれば、講師の日本語レベルは関係ないと思っていた頃もありました。でも、やはりダメですね。講師は、色んなレベルの生徒さんを教えられなければなりません。まったく中国語を勉強したことのない人から、学習暦十年以上の人まで・・・。生徒さんは一様ではありません。どんな生徒さんにも対応できる人でなければなりません。それに、一般的に彼らの日本語能力に比例して、日本人や日本文化に対する理解度も深くなります(もちろん例外もありますが、一般的にはそう言えます)。また、語学を教える上で、日本人がどうしてそのような間違いを犯しやすいのか、比較言語的な知識も必要で、日本語を知っているからこそ、日本人に教えるコツも分かるというものです。なので、日本語ができる、ということは、つまり日本文化や日本人をよく理解し、生徒さんからの質問も理解でき、中国語を教える専門知識をつけやすいことになるのです。なので、私は彼らの日本語能力を非常に重視しています。

人によっては、日本語ができない人に教えてもらう方がいい、という人もいます。人それぞれですね、それで本当に自分が聞きたい事を聞いて、その自分が選んだ日本語のできない講師が問題を解決してくれるような人なら、それはそれでいいのではないでしょうか。でも、教室には色んな生徒さんがいらっしゃいますので、「痒い所に手が届かない」という講師ではダメなんです。

2007/5/29  9:48

投稿者:愚公

私は特に中国語に対する聴力が劣っていると自覚しています。覚えている単語が少ないことは論外としても相手の中国人の発音がそれぞれ一様ではない(正しい発音ではない)ことも一因です。例えば南方の人は捲舌音がにがてだとか、北京周辺の人はやたらと舌を捲いてしゃべるとか、その他地方によりいろいろな特徴があるようですが、彼らは正しい標準語は喋れなくとも、当然聞き取ることは出来ます。ですから私たちは特に正しい漢語を身につけることが大事なのでしょうね。
それから私の経験から、ある程度学力が上がってきたら日本語を使わないで授業をする方が実力が付くと思いますので、講師の日本語のレベルは問わなくても……??

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