2016/2/27

病院を変えて4  子育て

その医師の前で、長男は色々話した。医師は、なぜそのような問題行動を起こすのか、大体の状況の原因(ADHDの子たちは、環境要因によって問題行動を起こす)を非常によく理解されていて、突っ込みどころが鋭い。

例えば、カッターナイフ事件。私は担任から、長男がH君の机の上にあったカッターナイフを自分で取って、数人友達が固まっているところに振り回しに行った、と聞いた。でも、それを言うと担当医が、「何も原因無しにそんな事しないでしょう?」と言って、何か長男に質問したら(その言葉を忘れたのだけれど)、長男は「H君が、俺にカッターナイフ渡してん。」と言う。

ええ?ちょっと待って。それって、先生の説明と違うやん!

私も、その先生と話しているうちに、いろいろ見えてきた。長男の言語表現能力は、WISCでは6歳と出ている。でも、他の友達は当然、12歳の言語表現能力をもっているわけだ。何か問題が起きた時、先生に、「どうしたん!?」と聞かれると、みんなはあれこれ状況を説明する。普通の子は、自分の都合の悪い事は言うはずがない。H君などは、きっと、誰にも見られないように、こっそり長男に「おい、あいつら、脅かしてこいよ!」みたいに言ったのだろう。のせられやすい長男を使って、ちょっと冗談で人を脅かして楽しもう、みたいなところがあったのだろう。

ところが、その場面は他の子には見られていないし、H君は、「俺、知らんで〜。」と言って終わりだし(実際、悪い子ではないが、そういういたずら好きな子ではある)、大抵の子は自分を防御する手段や方法は知っている。ところが、長男はバカ正直なのだ。やった事は「はい、やりました。」と認める。でも、他の子もこんな事した、あんな事した・・・という事までは言えないのだ。

そこを、先生がちゃんと推し量り、周囲に見ていた子が他にいないかを徹底して聞いてもらいたい。

だから、眼鏡事件(友達の眼鏡を割った)でも、長男だけが手を出したように言われたが、この担当医の前で、また長男が話し始めた。相手も、長男に手足を出していたどころか、日常的に、いつも蹴ったり、叩いたり、しかも平手打ちをよくしてくるそうなのだ。もちろん、そんな力いっぱいにするわけではないが、それでも、平手打ちはないだろう、と思うのだが。そういう事は、何も指摘されず、いつも長男がやった事だけが浮き彫りにされる。

つまり、表現能力の低い長男が、12歳の子供たちに言い負かされ、教師はそこを推し量る事なく、自己防衛して自分に都合のいい事だけを言った子供たちの証言に基づき、長男に事実確認をし、事実はそれだけとして問題処理していたのだ。

親としては、本当に許せない事ではないだろうか。
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ