2010/8/25

不思議な縁  

クリックすると元のサイズで表示します今回も例のごとく、ツアーに参加したのだが、今回のツアーガイドさん、この写真の男性。例のごとく、行きしなからすごい荷物で、大きなダンボール箱を3つ抱えて無錫空港に到着した私を見て、ガイドさんがニヤニヤ笑いながら近づいてきた。(「ガ」=ガイドさん)

ガ「すごい荷物ですねぇ〜」
 といいながら、ダンボール箱上の文字を読む。
 この荷物、どう見ても、普通のツアー客じゃない・・・
 日本語で話しかけてきたガイドさんに対し、中国語でこっそり答える私。
私「ええ、実は私、”探親(家族に会う)”で来たんです。」
ガ「何?”探親”!じゃ、ツアーはどうするんだ?」
私「途中一部、離脱したいんだけど・・・」
ガ「ダメダメ!!離脱は一人3000円罰金ですよ。」
私「そんなはずはないですよ。離脱書にサインするだけでいいはず。」

と言っても、まだグチグチ言っているが、上海の旅行会社本社に電話で確認したりしているガイド。その間にも、他のツアー客などの対応をしながら、非常に慣れた感じで業務をこなしている。

ガ「”探親”って、あんたは日本人か?」
私「ええ、夫が蘇州人なの。」
ガ「本当に? 旦那さんは生粋の蘇州人? オレも蘇州人だが。」
私「ええ、そうよ。」

ガイドはしつこく夫が”生粋の蘇州人”なのかどうかを確認したがる。

これはどういう事かというと、一言で”蘇州”といっても、蘇州近郊(蘇州人にとっては、それは”田舎”を意味する)もあり、”蘇州のどこの人間か”を確認する必要があるのだ。

私が夫の実家の住所を言うと、

ガ「本当に?それは”生粋の蘇州人”だ!
  君の旦那さんの名前は何て言うんだ?
  もしかしたら、俺は知り合いかもしれんぞ。」
私「ははは、まさかぁ〜。蘇州っていってもこんなに広いのよ。
  人口もこんなにいて、知り合いなはずがないじゃない!」

と言ってるのに、しつこくしつこく夫のことを聞いてくる。それで仕方なく、

私「あなたは旅行業をずっとやっているでしょ?
  実は私の夫は、昔、竹輝飯店のフロントで2年間ほど働いていたわ。」
ガ「本当か!それなら絶対俺は知っているはずだ!名前は何と言う?
  いつ頃、竹輝飯店で働いていたんだ?」

私が答えると、ツアー中なのに、また慣れた感じで、ツアー客が自由行動に移った時、竹輝飯店の知り合いに電話を掛けて、確認している様子だ。

ガ「おお〜!確かに!確かに!
  君の夫は、俺の友人と昔同僚だったよ!おお〜!」

興奮しているガイドさん。そして、こちらからお願いもしていないのに、

ガ「携帯電話貸してあげるから、君の蘇州の両親に連絡しなさい。」

と言って電話を貸してくれ、また本人も両親と電話で話し、どこで何時に会えるから、そこまで迎えに来たらよい、と段取りを組んでくれた。

まぁ・・・こんなに広い世の中なのに、なんて狭いこと狭いこと・・・。縁かしら・・・。帰国後、夫がこの写真を見て、

夫「ああ、この人、覚えてる。当時からすごく金持ちだったよ。」

とのこと。写真は、ツアーで到着してすぐに行った、蘇州市内平江路にて。




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2010/8/29  20:51

投稿者:老板娘

りんすーさま
そうですね、すごい縁ですよねぇ〜
夫はこの男性の苗字までちゃんと覚えていました。
ご主人もホテル関係のお仕事をされていたのですね。

蘇州人って、相手が”生粋の蘇州人”と分かると、変に”身内意識”みたい
なのがありますよね。私たちはその”生粋の蘇州人”の身内ということで、
それにあやかることができるわけなんですけど・・・。

2010/8/28  23:34

投稿者:りんすー

すごい…すごすぎます!その偶然。
うちの夫もホテル勤務だったので、
蘇州市内では何故か昔の知り合いにあちこちのホテルやレストランで会うことが多いのですが、
「知り合いの知り合い」とかいう人も何故か多い(笑)。
そういう時、やはり蘇州人同士の団結力みたいなのは感じますね。


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