「なりひら」は、身体に障がいのある身であるが、「心はいつも青春」でいたいと願っている。そして、好奇心だけは失わず、少しだけ背伸びして、いろんなことにトライしている、一緒に暮らす「猫の兄妹」(トム&もも)は、そんな「なりひら」を、いつもうさんくさそうに眺めてる。
人間も猫も安心して暮らせる世の中に!

三室戸寺の紫陽花(京都府)
朝焼けのラベンダー畑(北海道)
神戸市街豪華観光船;飛鳥U
上田代と至仏山(群馬県)
2014/8/25 22:58
「「海賊と呼ばれた男」を読みました」
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「海賊と呼ばれた男」を読みました
はじめに、この本の著者;百田尚樹さんが次のように語っておられるので、ご紹介したい。
いまだ戦争の痛手から立ち直れないでいた昭和28年、「七人の魔女」と呼ばれる強大な力を持つ国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、堂々と渡り合い、世界をあっと言わせた「日章丸」というタンカーがあったという話を知人から聞いた。
興味を抱いた私は早速調べてみたが、事件の全貌を知るにつれ、驚愕すると同時に震えが止まらなくなった。
そこには現代の日本人が忘れかけている「勇気」「誇り」「闘志」、そして「義」の心を持った男たちの姿があったからである。
しかしそれ以上に私を驚かせたことがあった。それは、そんな男たちを率いた一人の気骨ある経営者の人生である。
その九十五年の生涯はまさしく凄絶としか言いようのないものだった。――なんという凄い男がいたんや!
私は「この男を書きたい!」と心から思った。いや――書かねばならない!この素晴らしい男を一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!それが作家としての使命だ。
百田尚樹(ひゃくたなおき)さんは、小説の世界以外では、NHK経営委員としての発言など、思想的な立場でいろいろと物議をかもしている方である。(私は彼の話はその表現の仕方は別にして、なかなか面白いと思っているのだが)
しかし、「永遠のゼロ」(映画化もされた)に見られるように、ストーリー・テラーとしての百田さんは、まさに一流であり、読む者を「百田ワールド」に引き込んでしまう。
今回の「海賊と呼ばれた男」は、最近、文庫本化されたので、上下2巻を買い求めて読み始めたら、あまりの面白さに一挙に読み終えてしまった
随所に出てくる「感動話」に、何回、目の奥が熱くなったことか。
この小説の主人公;国岡鐡造氏は、出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしているが、その生き様は、とても力強く、ロマンとパッションに満ちあふれて眩しいくらいである。
ご興味がおありの方は、是非お読みになることを薦めたい。

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投稿者:KEN
>なりひらさん、こちらでは、ご無沙汰しておりました。先日、兵庫県の川西市へ法事で行きました。すると、親戚の人が「百田尚樹氏は、川西市の出身です」というので、びっくりしました。
その後、「永遠のゼロ」の話で盛り上がり、食事会中、その話で楽しく過ごしました。私は、「永遠のゼロ」を2回見ています。
「海賊と呼ばれた男」も、おもしろそうですね。戦中を過ごした人たちは、気骨があったのでしょうね。
こんにちわ〜
早速購入して一気に読んでしまいました。
このような方が本当にいらしたのですね〜!
心が震えました。
素晴らしい本を紹介くださりありがとうございました。
人生を愉しむ時間は少なくなりました。古稀を迎え以前よりも出会いを愉しみ日常の些細な事を面白がるように努めています。そして思いだけではなく実現できるよう過ごしたいと思います。なりひら様の一言は励みになります。感謝いたします。