メタボのお腹を凹ませる「ドローイン」
今週火曜の
NHKあさいち「スゴ技Q おなかぽっこり撃退法」 をご覧になった方もおられるだろう。
私には、「
メタボのお腹を凹ませる画期的なエクササイズ」として、とても魅力的に映った。
食欲の秋。思いっきり食べたいけど気になるのが「
おなかぽっこり」。私もかなりやばい。でも、
毎日、運動したり食事制限したりというのは、言うは易くして難しいのである。
でも、お腹をへこませるだけでその悩みが解消するとしたら、これは朗報。(
大阪のおばさん「ほんまかいな?」)
お腹をへこませるエクササイズ、その名は「
ドローイン」。マスターすれば、
誰にも気付かれずに、いつでもどこでも実践でき、 「お腹ぽっこり」を撃退することができるなんて・・まるで夢みたい。
以下は番組ホームページから抜き出した秘伝なのだ!
「あとは日々の実践あるのみ!」
1.整形外科医が教えるドローイン
整形外科医の高井信朗さんによれば、
ドローインで鍛えられるのは、お腹の一番奥にある「腹横筋(ふくおうきん)」。
腹横筋は、腹直筋、腹斜筋の下にある
インナーマッスルでお腹をコルセットのように覆っている。この
腹横筋を鍛えれば、コルセットで締めつけるようにお腹が凹むという理屈。
2.ドローインの実践法
(1)「あさいち」流のやり方
@壁を背にして立ち、頭、肩、お尻、かかとが壁に付くよう背筋を伸ばして立ちます。
Aへその上側を意識してへこませる。その結果、下腹までのおなか全体をへこませることができます。
まずは、
1回30秒程度のドローインを気づいたときに繰り返し、合計で1日に5分〜10分程度するのがおすすめです。
呼吸のことを忘れてた。@普通のお腹の状態でいる時に、胸一杯に空気を吸い込む⇒A胸の中の空気をゆっくり吐きながら、お腹をだんだん凹ましていく。
吸う:普通のお腹、吐く:お腹を凹ますを間違えないようにね。
(2)別の解説書によれば
こちらは終始、お腹を凹ませているから(1)よりハードかも知れない。
ドローインの方法は常にお腹をへこました状態で呼吸を行う胸式呼吸に近いのです。
立位(立った状態)、または
仰向けに寝てて足を骨盤の幅程度に広げ、
(寝た場合は)膝を90度ぐらいに曲げた状態でやります。
@背筋を伸ばして胸を張り(立位の場合)、
息を大きくゆっくり吸い込む。この時もお腹は凹ましたままで、
胸を膨らませる用に沢山息を吸い込みます。
A
息をゆっくり吐きながら、さらにお腹を凹ますイメージ。この時、お尻にも力を入れる(肛門を締めるイメージ)となお良いでしょう。
B
お腹を凹ませたまま浅く長い呼吸を行うようにし、お腹を凹ましている時間は15秒を目指します。
慣れてきたら、維持する時間を30秒・40秒と徐々に延ばしていきます。腹横筋を緊張させ、鍛えることができます。
3.初心者にお勧めのドローイン
(1)買い物
歩きながらドローインするだけで、なんと
エネルギー消費量が40%アップ。これは
軽いジョギングとほぼ同じエネルギー消費に相当します。
[ドローインしながら歩くときの注意点]
お腹をへこませるように意識しすぎると、腹横筋だけでなく、表面にある腹直筋にも力が入ってしまうため、
肩にも力が入って歩きにくくなります。
そこで、
きついズボンを履く時のイメージでお腹をへこませ、さらに、
肩から力を抜くようにすると、腹横筋には力を入れた まま、表面の「腹直筋」の力を抜くことができ、
ラクに動けるようになります。
(2)料理
体幹の部分をあまり動かさないので
ドローインの状態をキープしやすく、また、ほかの家事に比べて1日3回長い時間をかけるため、
長くドローインできます。

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