先月下旬にシングアウトキッズの子供達が東北方面の酪農家さんに元気をだしてもらいたいと持ち歌の「宮崎ミルクソング1.2.3.4.ゴックン牛乳」の宮崎を福島や宮城、など被災地の県名に変えて歌いホームビデオで収録した。
以前全酪連の全国大会が宮崎で行なわれたとき、全国から来てくださった酪農家さんたちの前で「宮崎ミルクソング」やオリジナル曲数曲を歌わせていただいた。
平日の夜だったから学校から直行、ギリギリまで楽屋で宿題をして本番はドキドキしながら一生懸命歌っていた。
「いいね、牛乳たくさん飲んでもらえるように頑張って!」「家にも牛さんがいるよ。」
笑顔で声をかけてくださった方々の事を思い出した。
昨年は口蹄疫で被害にあった宮崎に全国からの応援をいただき、今回被災した県の酪農家さんからは宮崎に牛さんもいただいたことも聞いている。
シングアウトキッズの子供は
「私たちも何か出来ないかなあ…。」
「宮崎のぼくたちにできることがあるはず…」
「募金は学校でも、コンビにでもしているし、個人で物資は難しいみたい…」
「そうだ!やっぱり歌!歌の力ってあるよね。」
「いまは難しいけど、僕たちが大人になったときまた福島や茨城の牛乳が飲めるようになってほしい。」
「関東の人がヨーグルトや牛乳普通にのめるようになってほしい。」
とくに今年のシングアウトキッズのリーダーは口蹄疫の影響で父親が転職して生活にも影響があり、「風評被害」という言葉が胸に突き刺さったようだ。
今の9名のメンバーでは力不足だから…と卒業生の中学生OBにも応援を頼んだ。
歌詞を変えるなら著作権の問題もあるから、とJA宮崎経済連さんや、番組で歌詞を募集したMRT宮崎放送局さん作曲したおだまちゃんにも事情をお話して許可をいただいた。
伴奏オケを制作した宮崎のイベントクルーさんに相談したら快くオケの協力もしてくださった。
さて、どうやって撮影しよう…
プロにお願いする資金はないし…
そこで地元のBTVケーブルTVさんに相談したところ取材にきて、カメラワークや分からない事をアドバイスしてくださる事になった。
夜7時から9時半まで歌い続けて何とか7県分のミルクソングを収録…あとは7日(土)に
「一歩ずつ未来へ」をお休みだったメンバーにも参加してもらい取り直して終了予定…
撮った分を自宅のパソコンに取り込んだけどどうしても編集がうまくいかず…
今のシングにはパソコンで画像編集できるSTAFFがおらずに作業は難航…
とにかくがんばらなくっちゃいけない!
子供達の思いがいっぱい詰まったミルクソング、編集後は宮崎経済連から東京の全酪連を通じて各地に届けていただく事になっている。
ビデオの編集って難しいです。

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