今月のテーマ 

2009/5/9

6歳からのストレス体験  ストレス

子供たちは6歳頃までの間にそれぞれの環境に応じて、それぞれ独自の「自分によって定められた基準」を作り上げてきます。

そのようにして各自の「じぶんによって定められた基準」を持った子供たちが、小学校に入学することにより、家庭とは違う「学校生活」という環境に一同に集められます。

学校には「学校の生活のための定められた基準」があり、基本的にはこのルールに合わせて生活して行かなければいけません。

家庭環境やそれまでに過ごした社会環境により各自の「自分によって定められた基準」は、たった6年間のあいだに経験した限られた環境に合わせて構築されてきたものなので、それぞれの子供たちの「自分によって定められた基準」は当然のように各自が違うものなのです。

学校の環境になじめない子供や、友達関係で上手くいかない子供が出てくるのは、「育ってきた環境が良い」とか「育ちが悪い」とかが原因ではなく、通っている学校の目指している教育環境、つまり「学校によって定められた基準」とか、違う環境で育てられた子供同士の「自分によって定められた基準」の違いに対して違和感をもっているからなのです。

つまり、自分の信じてきた「自分によって定められた基準」とは違う、多くの新しい「基準」や「価値観」にとまどいや恐れ、不安、など様々なストレスを感じているからなのです。

もちろん、この様な「定められた基準」の違いに対しての違和感や様々なストレスはいつまでも続くわけではありません。

「基準の違い」をしっかり受け止め、理解することが出来れば、もうストレスにはなりません。「規則だから…」とか「あいつは…やから」というように自分の中で上手く処理できるようになっていくのです。

ここで、私たち大人が注意しなければいけないのは…特に、子供たちを指導する立場にいる大人たち…「親」「教師」「コーチ」「リーダー」などは解っているのに良かれと思ってやってしまいがちです。

その場の都合で指導の方針をコロコロ変えたり、褒めたり褒めなかったり、怒ったり怒らなかったり…つまり基準が定まらないのが、子供たちを最も混乱させ、ストレス下に追い込んでしまうのです。

たとえば、コーチがグランドでミーティングをしているときに、小さな声でしか話さない子供に「声が小さい!」と叱ったとします。次にバスの中でその子供が友達と大きな声で話をしていました。

こんな時、おバカなコーチは…「静かにせんか」…と怒鳴りつけてしまうのですがこれではいけません。

ひょっとしたらその子供はコーチに言われた通りに、勇気を振り絞って大きな声で話をしているのかもしれないからです。叱られた子供はますます混乱してしまいます。

これと似たようなことは、皆さん体験しているはずです。

子供たちは、褒められれば同じ事を繰り返します。怒られればちゃんと止めます。
だから、大人は自分の言ったことに責任を持ち、状況説明を面倒がらずにしてあげて欲しいのです。


つづきは月曜にでも
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