今月のテーマ 

2009/4/17

ストレスのお話  ストレス

ストレス

皆さんは「ストレス」と言う言葉をどのようなときに使いますか?

職場のストレス、家庭環境のストレス、受験のストレス、不安、緊張、不快感、焦りなど様々なものを思い浮かべる事でしょう。
これらは全て「心理的なストレッサー」に対しての「ストレス反応」のことを言っているのです。

実は、日本では多くの人が「心理的ストレス」のことをいわゆる「ストレス」として認識しているようですが、「心理的ストレス」は「ストレス」の中の一つにすぎないのです。

ということで、今日は「ストレス」について勉強してみましょう。

「ストレス」とはカナダの生理学者ハンス・セリエが提唱した「ストレス学説」を起源とするものです。

「ストレス反応」とはホメオスタシス(恒常性)によって一定に保たれている生体のバランスが崩れた状態(ストレス状態)から回復しようとする時に体に起こる反応のことをいいます。

「ストレス」には生体にとって有益である「快ストレス」と不利益である「不快ストレス」の二種類があります。これらのストレスが適度な量だけ存在しなければ本来持っている適応性が失われてしまうために、生物には適切なストレスが必要であるといえます。しかし過剰なストレスによってバランスが失われてしまう場合があるため、様々なストレス反応が生じるのです。

ストレスの原因となる外的な刺激のことを「ストレッサー」とよび、その外的刺激の種類から

1.物理的ストレッサー
(寒冷、温熱、気圧、衝撃、運動、騒音、放射線、外傷、手術、火傷など)

2.化学的ストレッサー
(薬物、薬品、防腐剤、着色剤、酸欠、低血糖など)

3.生物的ストレッサー
(ウィルス、細菌、カビ、原虫など)

4.心理的ストレッサー
(人間関係、家庭問題、職業、受験、怒り、不安、緊張、不快感、焦りなど)

に分類されます。

また、これらのストレッサーによって起こるストレス反応は二つのパターンに分類することができます。

1.能動的ストレス反応(威嚇攻撃、威嚇逃走)
強いストレッサーが急に加わった場合に、交感神経が優位になり、心拍数の増加、血圧の上昇、骨格筋の血流上昇、瞳孔の散大、呼吸の促進、血糖の上昇、消化活動の低下などが起こり、攻撃行動、過興奮性、情緒不安定、躁うつ状態などが表面化します。

2.受動的ストレス反応(すくみ行動、フリージング)
ストレスが長く持続したり強すぎた場合、また対処に失敗したり処理不可能と判断した場合に、脳下垂体の機能低下や血糖値の上昇、炎症反応の低下、免疫反応の低下などが起こり、探索行動、母性行動、摂食行動、性行動、などの行動意欲が抑制されます。


それでは、ストレスに対処するためにはどのようにすればよいのでしょうか?


それは次回のブログで説明します。
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