今月のテーマ 

2009/4/10

エクササイズの分類  コア・コンディショニング

コアコンディショニングの目指すもの

コアコンディショニングでは、身体の様々な問題に対して、問題となる部位に対して直接働きかけるのではなく、姿勢や関節の動きを整え、上手な身体の使い方を身につけることで私たち人間が本来持っている自然治癒力を引き出し、不定愁訴などの心身に関する問題の解決を図ります。

この考え方は、私が手技療法の治療家として今まで目指してきたものとほとんど同じ考えなので、コアコンディショニングの参考文献でこの文章を目にしたときは本当にびっくりしました。

コアコンディショニングについて調べていくにつれて、これが私が実践している手技療法と同じ方向を向いている事がはっきりしたため、コアコンディショニングを治療に取り入れようと思ったのです。

それでは、今日も内容の紹介です。

コアコンディショニングは次のように3つの段階に分けて進められています。

1.コアリラクゼーション
ストレッチポールの上に仰向けに乗ってリラクゼーションすることにより体幹の筋肉の緊張を低下させながら仰向けでの姿勢を改善していきます。
(リアライメント)
パッケージ化された基本エクササイズである「ベーシックセブン」や肩関節や股関節、胸椎や腰椎などの身体の部位に的を絞ってエクササイズを行う「アドバンストスリー」などがあります。
ストレッチポールの上に乗るだけでなく、椅子に座った状態で出来る方法もあります。

2.コアスタビライゼーション
コアリラクゼーションによってリアライメントが得られた身体に対して、筋肉の機能を改善することで抗重力位(立位)での姿勢を安定させ、運動を開始できる状態にします。
(リセット)
ストレッチポールの上に乗りながら、インナーユニットの働きを意識しながら、呼吸や小さな体幹の回旋運動、四肢の運動などを行います。

3.コアコーディネーション
コアスタビライゼーションによってリセットされた身体に対して、隣接する関節や部位と強調した運動パターンを再教育します。
(ボディコントロール)
人間の発育、発達の過程に沿って仰向けからうつ伏せ、四つ這い、膝立ち、立位と順を追って進められます。
ストレッチポールだけでなく、バランスボールやバランスディスクなどを用いることで難易度に変化をつけることが出来ます。


フィットネスクラブなどで行われているコアコンディショニングの指導では、身体のリラックス効果をねらって、「コアリラクゼーション」の中の基本エクササイズである「ベーシックセブン」だけを行っているようですが、身体に問題のある(痛みや張りなどがある)人の場合は、「コアスタビライゼーション」までしっかりとやらないとかえって不安定な状態(症状が悪化する)になるようです。

私たちが行っている「手技療法」ではより強固なアライメント不良の改善が課題となります。
「手技療法」では「コアリラクゼーション」だけでは矯正しきれない構造的な問題(筋肉の短縮や拘縮、筋膜の緊張や癒着、瘢痕組織による可動制限)などを修正することで、姿勢の改善や運動パターンの修正を行っていくのです。

「手技療法」により症状があまり感じられなくなるまで改善した状態は、「コアリラクゼーション」により「リアライメント」された状態とほぼ同じになるので、やはり「コアスタビライゼーション」などによる安定化が不可欠になると思われるのです

つまり、症状が治まってからの身体の安定化を確保するために、今後は「コアスタビライゼーション」の考え方を取り入れていこうと決意したのでした。
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