今月のテーマ 

2009/4/8

イタリアの音楽家  臨床レポート

今日、イタリア人の患者さんがいらっしゃいました。

彼を紹介してくれたのは彼の奥さんで昔の患者さん、スイスに音楽留学しているときに知り合ってそのまま結婚されたそうです。
当院には10年ぶりに来てくださいました。

ところで、私はイタリア人と話すのも治療するのも勿論初めてです。

奥様の通訳でなんとか症状を把握し治療開始します。
症状は腰痛と右肩の痛み、側湾症もあるようです。

身体を調べていくと、さすがにヨーロッパ人は床に座らないので足の歪みはごく僅かです。勿論、下腿の治療も痛み無く進みます。
でもやっぱり、骨盤は左にシフト、右寛骨が前方変位、左の股関節の外旋制限があります。

このパターンはまさに、カナダの理学療法士の先生のセミナーで習った「ユニバーサルパターン」です。やっぱり、基本的な身体の捻れのパターンは世界共通なんだなぁ…と改めて感心しました。

いつも通りに可動域の検査と関節の動きを確認、左右のバランスをとりながら足から上に向かってドンドン調整していきます。

胸郭を調べてみるとかなり可動に左右差があります。このことを奥様に通訳して伝えてもらうと、「たまに呼吸に段差ができ、スムーズに吸えないことがある」とのこと。横隔膜の可動性を診るとこれまた左右で動きが違います。

「食事が胸につかえたりしませんか?」
と聞いてみると、たまに自覚症状があるとのこと。

横隔膜の可動性を上げるため、下部胸椎の矯正と横隔膜のフリップテクニックで横隔膜の緊張をとります。

ここで座位になってもらい、身体の動きの改善を確認してから、彼の本職であるフルートを吹いている姿勢、動作を再現してもらいます。

動作の解析から肩甲骨の動きに制限があることが解り、これを修正して今日の治療はひとまず終わりにします。

治療後、彼は身体が良くなっていることを自覚されたようで、この状態を持続するためのエクササイズについて質問されました。今までやっていたストレッチに間違いがあることを指摘し、正しい方法を指導しておきました。

言葉が上手く通じないにもかかわらず、何とか治療が上手く進み効果を身体で確認してもらうことが出来ました。また、日本にいる間に何回か治療を受けることを希望されて次回の予約を取って喜んで帰られました。

本当に良かった!10年ぶりに患者様に会えたのも嬉しかったし、言葉も通じない異国の人にも治療を通じて喜んでもらえたこと。本当にこの仕事を選んで良かったと思える1日でした。

皆さんに感謝です
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2009/4/9  23:58

投稿者:レッロ君

こんばんは、早速ブログにお邪魔しました。先日はどうもありがとうございました。久しぶりにお会いして、本当に懐かしく思いました。月日が経つのは早いですねぇ。初カイロ後、主人はとても体が楽になったのを感じたようで、かなり興奮してましたよ。これから帰国するたびに先生のところに通う!と決めたみたいです。これからの主人の努力しだいですが、腰痛や首の痛みから解放されるきっかけを今回見つけられたようで、とても感謝してます。次回の帰国時には、是非私も一緒にお願いします!

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