今月のテーマ 

2009/3/17

成分表示から何が解るか  スポーツ・ダイエット

今日はスポーツドリンクの成分表示を比べてみましょう。

まずは、大御所 P のラベルにある原材料名(製品の中に入っている材料を多い順から書いてあります)を見てみましょう。

原材料名:砂糖、ぶどう糖果糖液糖、果汁、ぶどう糖、食塩、酸味料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、香料、酸化防止剤(ビタミンC)

ここからわかることは

・原材料のほとんどが糖である
・ミネラルが4種類(塩化Na、塩化K、乳酸Ca、塩化Mg)
・ビタミンが1種類(ビタミンC)

つまり、このスポーツドリンクは、エネルギー補給のための糖質、と物質の運搬に必要なナトリウムとカリウム、筋肉の働きに必要なカルシウムとマグネシウム、そして抗酸化栄養素としてのビタミンCで構成されています。

糖の内容を見てみると、砂糖はぶどう糖と果糖が半分ずつ、ぶどう糖果糖液糖も約半分がぶどう糖、さらにぶどう糖を加えています。

つまり、糖の成分のうち確実に50%以上がぶどう糖になっていますので、運動中の糖新生を防ぐのには有効な飲み物だと言えます。

ただ、清涼飲料水として販売するためにあまり内容を薄く出来ず、どちらかと言えば濃すぎるので、水で2〜3倍に薄めてから飲むと良いでしょう。

次に、同じスポーツドリンクの A のラベルを見てみましょう。

原材料名:高果糖液糖、蜂蜜、塩化Na、香料、アルギニン、塩化K、塩化Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシン

同じスポーツドリンクでもこんなに違います。

糖の内容を見てみると、高果糖液糖が最も多く使われています。高果糖液糖は90%以上が果糖であるため、脳のエネルギーとして使うことが出来ず、糖新生を食い止めることが出来ません。

また、アミノ酸がわざわざ4種類も添加されています。


2〜3年前にCMのインパクトが大きかったのか、何の根拠もなくアミノ酸が大流行したことがありました。

以前のブログにも書きましたが、

アミノ酸を運動中に摂ると、運動による筋損傷などで遊離アミノ酸が血液中に出ているところにさらにアミノ酸を摂るわけですから、血液中はアミノ酸だらけです。

アミノ酸は糖とひっつくと有害物質に変化することがあるため、糖はドンドン肝臓で脂肪に変化させられ、アミノ酸は腎臓でガンガン濾過されます。

その結果、脂肪肝と腎不全の出来上がり…なんてことになってしまいます。

アミノ酸ブームの真っ只中には、大御所ドリンク P にもアミノ酸が添加されたことがありましたが、今は入れるのを止めたようですね。

明日から皆さんも成分表示を見比べてみてください。企業の考えの違いが見えてきておもしろいですよ!

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