今月のテーマ 

2012/2/27

インフルエンザの何でだろうD  インフルエンザ

前回までのブログでウイルスの性質や接触および感染してからの免疫の仕組みについて少しは理解していただけたかと思いますので、いよいよ「免疫力」を上げるための具体的なお話に入りますね!

その前に少し復習です。(前回のブログより)

  ウイルスはまずは粘膜上に付着→粘膜上での攻防→粘膜を突破されて体内に侵入→体内での増殖 という手順で感染から発症に至ります。

その間に一次免疫チームと二次免疫チームのそれぞれがしっかり機能を果たすだけではなく、連携がうまくいくことが免疫のカギとなっているのです。  ここまで
 

 粘膜上で一次免疫のシステムが上手く機能するための条件は・・・

まずは粘膜上でウイルスを一旦捕まえるのですが、この粘膜が乾燥により弱くなっていたり、さらに悪い事に表面に傷などがあればウイルスはいきなり体内に侵入してきます。

対策としては・・・

粘膜の乾燥を防ぐ → 加湿器、マスク、水分補給など

粘膜の再生(修復)をしっかり行う → 材料の確保(必須栄養素であるビタミン・ミネラルとタンパク、脂肪などの量と質の管理)と休息

ということになります。


さらに、一次免疫チームにはとりあえず今ある武器で粘膜上で捕まえたウイルスを攻撃する役割と、体内での専用の武器を作るためにウイルスの情報を収集する役割があります。

それぞれの役割を担った細胞の数が多ければ多いほど、質としての活性(元気度)が高ければ高いほど一次免疫チームが強いという事になります。

数を増やしたり質を上げたりするには、材料の確保(それも必要な物質を適正な配合比で大量に!)が最低条件になります。


 体内で二次免疫システムが上手く機能するための条件は・・・

専用の武器を持たない一次免疫チームがウイルスの侵入を防ぎきれない時に備え、専用の武器を持った免疫細胞を大量に作って待ち構えておく必要があります。

一次免疫チームがウイルスの侵入を粘膜上でしっかり食い止めてくれている間に、体内で得られた情報をもとに専用の武器を大量に作るためには、やはり材料の確保が不可欠になってきます。


風邪に限らず他の病気や怪我などの場合でも、食欲がある人と無い人で治り方に大きな差が出てしまうのも、この材料の確保が関係しているのです。

下痢や嘔吐などの症状がある人は、この症状で疲れて弱るのではなく、「材料の確保が出来ないから治したくても治せない」という事になっているのですね。


気合と根性がいくらあっても、また、予防接種を受けていても、風邪薬を飲んでいても、免疫に必要な材料が不足していれば、免疫システムの「数と質」は全く上がってこないのは当然ですよね!


ウイルスをやっつける事が出来るのは、唯一「免疫システム」だけなんだから

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