今月のテーマ 

2011/4/26

膝の痛み(半月板損傷・水腫)  毎日の手技療法

膝の痛み(半月板損傷・水腫)

50代女性  兵庫県 神戸市

両膝の痛みがあり、立ち仕事や歩行が困難になってきたため来院されました。
症状を詳しく聞いてみますと・・・

・左膝の内側半月板損傷を10年以上前に起こしているのですが、手術はしていません。現在も痛みが残っています。

・右ひざは水腫(水がたまった状態)が起こり、整形外科で数回水を抜いてもらったのですが、何度も再発しています。

・両足の裏の痛みがあり「足底腱膜炎」と診断されています。

・首から右手にかけてのしびれがあり、レントゲンでは異常なしと診断されています。


この患者さんは、標準よりもずいぶんと太めの体形で、整形外科の先生にも「体重が重いから膝や足の裏の痛みが治らない」と言われ続けてきたそうです。


状況を詳しく調べていくと・・・

・両足の内転筋(内ももの筋肉)が硬くなり、筋力も上手く力が入らないような状態になっています。

・右すねの外側の骨に歪みがあり(配置がよくない状態)、付着している筋肉が無理に引き伸ばされています。

・太ももの前の筋肉および表面の皮膚がピチピチにつっぱっているので、膝が上手く曲げられません。

・ふくらはぎの後ろの筋肉と皮膚がピチピチにつっぱっているので、足首が上手く曲げられません。

・両足のアーチ(土踏まず)の柔軟性が低下しており、地面との間でのクッションが悪くなり衝撃を上に(膝や腰に)伝えやすくしています。

・右股関節と右骨盤が外に開き、左股関節と左骨盤が内に入った状態になっています。


このような状態では、歩き出しただけで膝や股関節、足首など様々な部位に無理なねじれがかかります。

患者さん本人は、「どうせ、やせないと治らないんですよね!」と言われます。勿論、体重が重い方がダメージが大きくなるのですが、ダイエットをして体重が軽くなったとしても歪んだ姿勢や間違えた生活習慣は改善されません。

多くの場合、痛みは軽減されるのですが完全に治るためには、歪んだ使い方を正す必要があるのです。

足のアーチには動きを良くするための手技を行い、機能回復トレーニングも指導しました。右膝には腓骨の調整とふくらはぎの筋肉・筋膜の緊張と癒着を緩和する手技を行いました。

大腿(太もも)には同じように筋肉と筋膜の緊張と癒着を緩和させる手技を行い、股関節は左右の可動制限を調整しました。

今日まで週2回ペースで6回目の来院になりました。膝は深く曲げこむと少し痛みを感じるのですが、曲げ伸ばしはスムーズになってきていますし、歩行も普通に出来ています。足の裏の痛みもほとんど感じなくなっているようです。

勿論、体重はまだ減っていませんが今後のことを考えると減量は必要だと思われますので、今後の長期的な取り組みになりそうです。

いろいろ頑張らなくてはいけませんね!

ありがとうございました。
0
タグ: 症状 カイロ 施術



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ