今月のテーマ 

2009/6/23

噛み合わせと顎関節  顎関節症

今日から、少しずつ「噛み合わせ」と「顎関節症」について書いていこうと思っています。


一般の人にとって、「噛み合わせ」と「顎関節症」は同じカテゴリーにあると思われがちですが、実は少し違います。

今日は、それぞれの関係について説明しましょう。


頭蓋骨の模型を見たことがある人は解ると思いますが、頭蓋骨は上下で二つのパーツの集まりに分かれます。

上側にある大きな部分は、脳を納めている部分に眼窩(目玉が入っているくぼみ)や鼻、耳、おでこや後頭部などのパーツが集まっています。上あごはこの上側にある集合体の最下層に位置します。

下側は下あごの骨です。実際の私たちの身体では、筋肉や靱帯、関節包で支持された下あごの骨が、上あごの収まる頭蓋骨の上側のユニットからぶら下がっている状態になっています。

構造的に頭蓋骨の上側ユニットに下あごが連結している部分を、「顎関節」といいます。

「顎関節」は、耳の穴の前方にありますので、耳の穴に指を突っ込んで、口を開け閉めすると顎関節の動きと位置が確認できます。皆さんも試しにやってみてください!


これに対して、咀嚼(物を噛む時の動き)や会話(発語)などの機能的な動きには、上顎と下顎で対になっている歯の「噛み合わせ」が関係してきます。

この「噛み合わせ」のことを、歯科では「咬合」といいます。

噛み合わせに問題があると(上手く噛めない状態になると)、顎関節に余計な負荷がかかり、顎関節症の原因となってきます。

また、「顎関節症」になると、下あごの動きが上手くいかなくなり、「噛み合わせ」が狂ってきます。

この様に、「噛み合わせの問題」と「顎関節症」はお互いの原因になりうる関係にあるのです。


このお話は難しいので、少しずつ進めていきます。


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