2020/6/7

新型コロナ流行の途中経過  はなこのMEMO

 まだ世界的に見ても新型コロナ(Covid-19)は収束したわけでもないのに、緊急事態宣言解除を機に、政府・マスコミ・識者で、日本(政府や国民)の新型コロナ対策を評価しようとの試みは多い。さしずめ、中間評価と言ったところか?

 日本は行動規制が緩いにも関わらず、先進国の中でも死者数がダントツに少ないと言われ、ロックダウンまで実施したのに多数の死者を出した欧米諸国では、日本の死亡者数の少なさが不思議がられている。

 日本の識者の中には、死者数が少ないとは言え、それは欧米諸国との比較においてであって、アジア諸国の中では死亡率がワースト2だと指摘する人もいる。因みにアジア諸国で10万人当たりの死者数でワースト1はフィリピンの0.77人。日本はそれに次ぐ0.76人である。

 それで、自分なりにちょっと気になったので調べてみた。

 イタリア国立感染症研究所の調査によれば、今回の新型コロナの死者の平均年齢は80歳(医療崩壊が差し迫った現場では、高齢者には酸素マスクを用いた救命措置を行わない、命の選択が行われたとの報道もあった)

 感染者の平均年齢は62歳で、50歳未満が30%を占める。しかし、死者の57%を80歳以上が占め、50歳未満は1.1%に過ぎない。

 3つ以上の基礎疾患を抱えていた患者が死者の60%を占める。また、死者の68%が高血圧、30%が糖尿病、28%が心臓病の基礎疾患を抱えていた。

 2018年時点でイタリアは高齢化率(人口で65歳以上が占める割合)が23.04%で、日本の28.1%に次いで世界第2位の超高齢化社会である。

 NHKによれば、4月19日時点での死者171人の年代別内訳(カッコ内は死亡者総数に占める割合)は、80代87人(50.8%)、70代50人(29.2%)、60代21人(12.28%)、50代7人(4.1%)、40代2人(0.1%)、30代2人(0.1%)、非公表2人となっている。

 つまり、死者総数に占める割合は日本も80代が50.8%と過半数を占め、50歳未満は2.3%と、イタリアと比較的近い数値が出ている。

 ただし、イタリアの10万人当たりの死者数は50.20人と、日本の実に66倍である。

つづく




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