2020/5/30

出来る限りウィルスと距離を置いて生きる…しかないのかな?  はなこのMEMO

 「緊急事態宣言」が全国的に解除されて以来、街は多くの人出で、新型コロナ(Covid-19)流行前の活気を一気に取り戻したかのように見える。

 しかし、多くの人が指摘するように、
 「ウィルスが消えてなくなったわけではない」

 私たちは重要な社会インフラのひとつである「医療」の崩壊を招くことのないよう、医療現場の状況に常に目を配りながら、経済活動を再開することを決めただけだ。

 とりあえず私たちは、新型コロナのワクチンや特効薬が開発されるまで、"New Normal"と言う指針に則って他者との濃厚な接触を避ける等、新型コロナ感染予防に努めつつ、従来の生活を少しずつ取り戻して行くことになる。


 それなのに、恐る恐る街に出てみると、ここ最近の暑さも手伝ってか、マスクを着用していない人の姿が結構目立つ。その殆どが男性で、年配者や若者だ(先日は、咳が出ているのにマスクを着用していない、赤ちゃんを抱いた外国人女性も見かけた。傍らの連れの女性も同様に、咳をしながらマスクは未着用。大丈夫かいな?)

 さらに質(たち)の悪いことに、マスクを着用していない老齢の男性に限って、口をハンカチや肘で抑えることもせずに、所構わず咳こんでいたりする。今や社会問題化している新型コロナに些かでも関心を持っていれば、マスクは感染の疑いのある者が着用することで、他者への飛沫感染を防ぐ効果があることを知らないはずがない。そもそも風邪だとしても、うつされたくはない

 これは、自身が「不顕性感染者」かもしれないと想定して、"人出の多い場所""人前"ではマスクを着用するよう努めている大多数の人々の努力を台無しにする不作為だ。


 観察するに、老齢のご夫婦で妻はマスクを着用しているのに夫はそうでないケースがまま見られ、これはマスクがないからと言うより、本人の意思でマスクを着用していないと思われる。

 また、男女を問わず、単独行動の"マスクを着用していない"高齢者の場合、おそらく独り身で、久しくマスク不足の状態が続いたので入手できなかった可能性も考えられる。しかし、ここ最近は市中に市販のマスクが出回るようになったので、「マスクが手に入らない」の言い訳は通用しなくなりつつある。

 そんな中、政府支給の通称「アベノマスク」が5月末時点で全国での普及率が20%台に留まっているのは残念な話ではあるが(2週間前に私の住む区で配達が始まったとテレビ報道で知ったが、6月1日時点で普及率は40%近くになり、隣町にもとっくに届いているのに、私の元にはまだ届いていない)、これが全世帯に配布されれば、いよいよ「マスクがないから、しない」とは言えなくなるだろう。

 もちろん、マスクが感染予防に万全でないことは知っているが、少なくとも「マスクは自分の飛沫で、他者に新型コロナを感染させない為の物」との認識は皆で共有したいものだと思う。

 【2020.06.01 追記】
 
 ただし、東京都では5月に熱中症で救急搬送された人が既に122人に上ったとの報道もあり、その大半が高齢者で、内6人が重症とのことなので、来る夏の猛暑に備え、新型コロナと熱中症の両方に配慮した予防策を取る必要に迫られそうだ。人間も体力を奪われる日本の夏の高温と多湿で、新型コロナが弱体化してくれると良いのだが…



 未だに謎の多い新型コロナで、その感染力はけっして侮れないが、現時点では「インフルエンザ」と同じく「接触感染」と「飛沫感染」への警戒が呼びかけられているだけだ。

 「結核」や「麻疹(はしか)」のような「空気感染」は確認されていない。


 感染者の呼気や唾、痰に含まれるウィルスを、受け手の体調や免疫力にもよるが、ある程度の量を体内に取り込まない限り感染はしないようだ。

 「医療関係者」や「仕事柄不特定多数の人と接触する人」が常に感染リスクが高いのは言わずもがなだが、それ以外の一般人は、自ら積極的に他者と(相手からの飛沫が自身の身体に届くほど)近距離で、一定の時間(ガイドラインでは15分以上)接触しない限り、新型コロナに感染する可能性はそれほど高くないと思われる。

 とは言え、新型コロナは症状の出ない所謂「不顕性感染者」も一定期間感染力を持っているので、自分でも気づかぬうちにその人から感染し(←感染者の飛沫が付着した物に触れた手で、目や鼻や口を触ってしまう等)、たまたま今は症状が出ていない可能性も否定できない。だからこそ、自分は不顕性感染者かもしれない、との心積もりは常にしておこうと思う。


 以上のことを総合すれば、レストランで黙って飲食し、食後マスクをして談笑をするのはまだしも、居酒屋で"飛沫を防ぐ仕切りもなしに"テーブルを囲む飲食はリスキーで、自分は怖くて今は出来ないなあ…人間誰しも酒が入るとどうしても感情の抑制が効かなくなり、つい口角泡を飛ばして談笑しがちだから

 また、米国では合唱団でクラスターが発生していることから、狭い空間で複数人が歌い込むカラオケボックスもリスクは高いと言わざるを得ない。ライブハウスも当分の間は演者と一定の距離を置き、観客はマスク着用の上、少人数で静かに着席するスタイルでもない限り、再開は難しいだろう。

 皮肉にも、防音対策としての両者の気密性の高さが、今回は最大のネックになっている。感染予防対策に腐心する施設スタッフの姿をテレビ報道で見ただけに、その努力が功を奏してクラスターが発生しないことを祈るばかりだ。

 新型コロナの流行が一旦"終息"するまでは、とにもかくにも自分が飛沫を出すこと&他人の飛沫を浴びることの両方を避ける。残念ながら、上述の「マスクしないおじさん」のような人も中にはいるので、できる限り、不特定多数の人が触れる物には直接手で触れないこと。もし触れた場合には、速やかに消毒や手洗いを必ずすること。


 不本意だが、他者との近距離での接触は暫くは避けるしかない。周りに人がいる場では、徹底的な感染予防対策が取られない限り、おとなしく黙っているほかないのだ。

 その点、クラシック音楽のコンサートホールや演劇ホール、映画館、美術館では、通常私語はマナーとして慎む場なので、入場者数を制限することで混雑を防ぎ(注意すべきは入退場時のロビーの一時的な混雑か?)、入場者はマスク着用で静かに鑑賞すれば、感染リスクはそれほど高くないのだろう。実際、こうした場所でのクラスター発生は聞いたことがない。

 さらに私には無縁なパチンコ店も同様に、取り沙汰されるほど危険ではないのかもしれない(ただし、パチンコ店利用者の夜の社交場への出入りなど、その行動歴は気になる)

 こうした施設は換気性能も設置基準が厳しく定められているそうなので、密室としての危険性は世間で騒がれているほど高くないようだ。

 以上のことを踏まえて、個人は緊急事態宣言が解除されたからと言って舞い上がることなく、未だ市中に潜む新型コロナを正しく恐れて、最低限、自分の身は自分で守った上で、他者への入配慮も忘れないようにすることが肝要なのだろう。

 発熱や咳症状、さらには味覚嗅覚異常など、少しでも体調に異変を感じたら、外出せずに自宅で休養すること。暫く休養しても体調が改善しないのなら、電話でかかりつけ医に相談するか、自治体の相談窓口に問い合わせた上で、しかるべき治療を受けること(間違っても病院はハシゴしないこと)

 ゆめゆめ自分の軽率な行動で、医療関係者や身近な人に負担をかけないよう、自戒したい。

 そもそも発熱や咳症状が出るほど体調がすぐれない人が、誰にも遠慮することなく堂々と職場や学校を休める社会でありたいものだと思う。今や、病をおして働くことは、けっして褒められることではないと、私たち一人一人も自覚すべきなのだろう。




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