2006/6/30


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演芸全般が好きで、上京してからは夫婦で、あるいは家族で、
上野の鈴本や浅草演芸ホール、新宿の末広亭へと何度も足を
運んで来た。当代正楽の襲名披露興行では、雨の中、
列の先頭で開演を待った思い出もある。
落語の独演会は談志をはじめとして、その弟子の志の輔、
そして小朝と見ている。(談志の独演会には夫の会社の後輩
で、早大の落研出身のOさんに連れて行って貰った。その後
1年ほどで郷里に帰ってしまったOさん。元気かな?)

とりわけ小朝の独演会には一人で夕方から
遠い会場まで出向いたほど、小朝のファンだ。
(でも、これまで多数見た中で、なぜか最も印象に残る噺は
手話落語でも知られる園菊の『目黒のサンマ』だったりする)


その小朝が、昨日「クイズ・ミリオネア」に出演した。
博識の小朝らしく危なげなく正答を重ね、ライフラインを
使うことなく250万円まで来た。
ところが、その小朝が(主に頭皮の)皮脂汚れである「フケ」
の漢字を即答できなかったのである。
4択は「雲脂」「雪脂」「霜脂」「霰脂」だったろうか?
彼はライフラインの”オウディエンス”を使って、
聴衆の解答を待った。最も聴衆の票を集めたのは『雪脂』。
私や夫は答を知っていたから、即座に「違う!」と叫んだ!
(って大げさね(^_^;))小朝の出方に固唾を飲む。
小朝の表情を見ると意外や意外、迷いの表情がアリアリ。
「小朝、知らないの?!」
あとふたつライフラインがある。迷いがあればそれを
使えばいい。私も夫も小朝が使うものとばかり思っていた。
ところが、小朝は「それじゃあ、お客さんを信じて…」
おいおい、ちょっと待ってよ。ひょっとして、全然
思いつかなかったの?雪脂だってアナタ思ってたの?

かくして、ライフラインをふたつ残して、
小朝は、不敵な笑みを浮かべるみのもんたの前に
散って果てたのだった。
どうして、せっかくのライフラインを使わなかったの?小朝…

小朝に小さな幻滅を覚えた、昨夜(ゆうべ)であった。
(因みに私はこれまでテレビの前で
何回ミリオネアになったか知れない(爆))



2006/7/4  17:14

投稿者:管理人はなこ

関澄さん、読んでくださりありがとうございます。
こぶ平改め正蔵の襲名披露は盛大でしたね。
浅草での様子はテレビで見ました。林家一門の底力を
見た思いがしました。下世話な話ながら、
正蔵は毎月の外食費が300万円と本人が言っていたのを
テレビで見て、びっくりしました。そんなに財力が
あったなんて!
大阪でも大がかりな興行があったのですね。初耳です。
記事に書いた正楽は、イロモノの紙切り芸です。
先代は恰幅の良い方でしたが、当代は細身で小柄な方と、
まったく違うタイプです。作風の違いとかあるのかな〜。
いい落語家が皆年を取って行き、次代を担う若手が
ちゃんと育っているのか心配なのですが(私が知らない
だけなのかもしれませんが)、こんなことを書いているうちに、
また寄席に行きたくなりました。来週あたり行こうかな。

2006/7/3  6:10

投稿者:関  澄

はなこさんが落語好きと判ってうれしいわ。小朝は正蔵襲名の時よくやりまたよね。東京と大阪で見ましたが、大阪はフェスティバルホールという音楽専門のホールだったので音楽葬という話をやりました。その後正蔵が「子別れ」をじっくり聞かせて見事な演出でした。談志は以前癌の手術で、公演がどうかと危ぶまれているとき、出てきていきなりステンと倒れて見せました。「新釈落語咄1、2」病院の行き帰りに読んだばかりです。


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