2019/4/30

「生きているだけで百点満点」  はなこ的考察―良いこと探し

「生きているだけで百点満点」とは、
群馬県のベテラン助産師
鈴木せい子さんの言葉だ。

彼女が助産師として30年以上に渡り
数多くの赤ちゃんを取り上げ、
何組もの母子と関わった経験から
生まれた言葉だ。

これは、私達の存在のあるがままを、
肯定する力強いエールである。

能力や容姿の優劣に関係なく、
身体の健弱に関係なく、
心身の障害の有る無しに関係なく
有名無名に関係なく、
富裕貧窮に関係なく、
職業人として正規雇用か非正規雇用かに関係なく、
また、生きることに前向きであるとか
後ろ向きであるとかにも関係なく、
何事にも要領が良いか不器用かにも関係なく、
周囲に溶け込めているか、いないかにも関係なく、

そして、親に愛されているとか
愛されていないとかに関係なく、

たとえ誰にも愛されていないと
自分自身が感じていたとしても…

ただただ、この世に生を受けたひとりひとりの存在を
全面的に肯定する言葉である。

そもそも、この世に
完全無欠な人間なんていないのである。
誰もが何かしら欠けていたり、
他人には言えない”何か”を抱えているものである。
つまり、「人並み」という言葉ほど曖昧で、
実体のないものはないのである。

自分が人として完璧でないからと言って、
何かが欠けているからと言って、
誰も自分自身の存在を疎んじたり、
否定する必要なんてないのである。

そんな不完全で弱い自分を認め、赦し、受け入れ、
もっと気楽に生きて良いのだと、
このシンプルで慈愛に溢れた言葉は、
私達を励まし、力づけてくれるのである。

私にも、あなたにも、代わりはいない。
この世に唯一無二の存在として生きている。

だから生きているだけで十分素晴らしいのである。


今の世の中の状況に思うところあって、
平成最後の今日という日に、
この言葉を書き留めておきたい。




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