【岡田美千代】
負傷の犬猫保護で協定
2020年11月19日
路上でけがをした犬や猫を早期に保護しようと、宅配便大手のヤマト運輸と北海道旭川市が近く協定を結ぶこととなった。
THEペット法塾では全国自治体政令市中核市全てにアンケート調査して集計をしていますが
旭川動物愛護センターは本当に素晴らしいと思いました。
殺処分ゼロを達成し、動物保護を本気で考えてるから次々に課題と対策が出てくるのでしょうね。
殺処分ゼロ達成への課題
なんだと思いますか?の質問に、多頭飼育崩壊の事前把握が難しいため、相談しやすい環境づくりが課題という回答でした。
近年、多頭飼育崩壊があちこちで起きて問題になっていますが
2017年の調査で旭川センターは一番の課題と考えておられました。
他の自治体の回答の中には野良猫への餌やり禁止することなどと低レベルなものも多く有りました。
旭川センター職員さんにも直接問い合わせてお話しをうかがいました。
「行政に相談したら殺処分になるかもしれない、悪いことをしたと怒られるかもしれないと、
どうにもならないところまで相談せずにいるケースが多く、センターも保護頭数の限界があるので、そんな場合はボランティアさんにも大変な負担をかけることになってしまう。優しい気持ちで保護していて、多頭飼育崩壊を起こす場合が多いと思いますので、悪いことをしてると悩まずに
相談出来るよう各部署とも連携して環境づくりが課題です。」とおっしゃってました。
旭川センターのホームページも
飼い主返還のために
2週間公示の遺失物法をきっちりと守り
★マークがついたら里親希望出来る見やすい工夫がされています。返還したい
里親さんに繋げたい思いが現れている全国の中でもホームページも一番見やすいと思います。

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