うわ〜ん。全然ザックリじゃなかったーヽ(;▽;)ノ
それでよければ、続きをドウゾ〜
コスコンの後は福引なんですが…着替えに時間がかかる方が多くてしばらく休憩を挟みました。
ちょっぴりコス参加者同士でちょっぴり撮影会みたいのもありました。
福引用の番号札が配られて、福引スタート!
ステージの3人で代わりばんこに、箱から番号札引いて行きます。
今回用意された景品も数が多めだそうで、多分全員何かした当たるだろうと。さらに、コスコンで「ダラス金貨」やったおまえさんから「おせんべえと金貨チョコセット」をたくさん提供いただいたとかで、福引景品と一緒に配られました。おまえさん、ありがとうございます。
景品は菊地先生がどっかで仕入れてきたらしい謎のグッズたち。
恐山で買ってきたという手ぬぐいやTシャツ等の「恐」グッズから始まって、スターウォーズの光るお箸とか、バットマンの財布とか、ロウソクたてとかその他なぜかファンシーなグッズが多かったですね。
それらが終わると出版社からの本。
菊地先生の最近の出版物の他、角川の山田さんが担当したシリーズとか、トーレス柴本先生の超豪華画集もありました。
最後は恒例の、菊地先生書き下ろしの短編。
今年のは順番でいくと魔界都市モノのはずだったんだけど、間違えてD書いちゃったらしい。
菊「後味の悪いDです」
このDと、トーレス先生の高価な画集はなんとぱがさんととおるさん夫妻に当たりました。なんという強運夫婦! ウラヤマシー。
結局福引は2周目まで行きましたが、私ら夫婦は1個ずつ。
私はバットマンの小銭入れ(汗)。ダンナサマは黄金魔の下。…もう買っちゃってたので、座敷にいた槻城先生が当たった本(角川の怖い系らしいんだけど、女性向きではなさそうだったので)とトレード(笑)。
福引も終わりましてー、後は質疑応答と雑談でーす。
夜も深まって、菊地先生たちのお話の内容と話し方もなんとなーく「酒場の親父」っぽくなってきます。割と以前に聞いたことのある話もあったりループし出したりして、会場内の眠気を誘ったようです。撃沈してる方もチラホラ。うちのダンナサマもガッツリ寝てまして、ここらへんの話の確認ができねーっす。
と、先にイイワケしておきます(笑)。
基本的には質問があって、それに答えた上で話が膨らんで雑談モードって感じだったかな。でも質問ほとんど覚えてないかも。スミマセン。
※作家さんの名前がバンバン出てきたんですが、不勉強なもので半分もわかりませんでした。内容も内容なので、全て○○で伏字扱いとさせていただきます。○○は同じ作家さんじゃなくても全部○○にします。
最初の方は、作家と編集さんの〆切を巡る攻防な話だったかな。
菊地先生は手書きでそれをFAXするんで、編集さんが編集部で〆切前は夜通し待ってたりして、たまーに菊地先生が真夜中の編集部に不気味電話をかけたとか。
山「夜中に電話かかってきたと思ったら『はっはっは』で切れるんですよ」
菊「いやー暇だから電話しちゃえーと思ってかけるんですがね、やっぱり仕事しないとまずいかなーと思って、はははとだけ言って切っちゃうんですよね」
山「暇ってなんですか」
菊「いや、暇じゃあないよ。だから電話で話す時間があったら、原稿進めた方がいいでしょ」
山「…はい」
最近では待つ、ということは少なくなったそうです。朝とかまで間に合わなければ、もう待たずに切る(落とす?)そうな。
作家の○○さんは、海外のチベットだのに行く前に仕事はキッチリ整理していくというウワサだが、そんなことはない、という話。
編集部から電話とかで催促しても「送ったけど、届いてないですか」って言ってくるらしい。
菊「その手は使えますね(笑)」
菊地先生がエジプトのヒルトンに泊まった時、原稿FAXしようとしたらホテルスタッフが誰も日本へのFAXの仕方が分からなくて困った。ヒルトンなんだからそれくらい出来るだろうと思ったのに〜と菊地先生ちょっと憤慨。
海外へ行くと、意外と原稿がはかどるらしい。
というのも、風邪とか引いちゃってホテルに篭ったりする事が多いので、そうするとすることがないので原稿をやるんだそうな。
菊「エジプトのナイル川の船でもはかどりましたね。でもせっかく1冊分書き上げても、船だとそれを送れなかった」
FAXといえば、作家の○○さんがカナダにいた時、1冊分の原稿を裏面で送っちゃって、編集部は何時間も白い紙が出てきて大変だったとか。
山「電話と回線が同じだったんで、途中で間違ってますと連絡が取れなくて…」
菊「それ使えるな。その間に原稿を書ける(笑)」
山「送る紙の前後を丸く繋げて延々とループさせる嫌がらせみたいのとか」
菊「あっ、それ出来るんだー(笑)」
作家の○○さんは、病気で入院して、退院する時に病院に話つけて屋上のヘリポートからヘリで逃げたことがあるらしい。
菊地先生も車で逃げた経験あり。
編集者がまだ家まできて原稿を待ってる時代ね。
菊「編集がタバコかなんか買いに出てる間に、カミさんに車出してもらって。ちょうど道に出た時に向こうから編集が帰ってきて」
そのまま車を出したら、後ろから編集さんが走って追っかけて来るんだけど、こっちに手を伸ばしたポーズがみるみる小さくなって行くのが印象的だったと。可哀想な編集さん。
菊「でもすぐ戻ったんですよ。行くとこもないですし」
山「追っかけてくるポーズがみたかったんですね」
先生いぢわる。
山田さんは「闇の恋歌」の頃は今より20kgも痩せてたらしい。(胃潰瘍にもなった)
菊「へえ、そうだったんだ。全然気づかなかった」
今の山田さんは決して太ってません。むしろ細い方なのではないかと思いますが…ソレより20kgて相当細いですよね…。
ある時、菊地先生の原稿を編集部で待ってたら電話で六本木に呼びだされた山田さん。〆切前なのに…。
菊「あの時は飯野先生もいたよね」
笹「あ、オレもいたわ〜! 『原稿待ってるの〜? 可哀想だから呼んじゃいましょうよ〜』って(笑)」
菊「呼ばないより、良いよねvv」
山「ええ、まあ…黙ってやられるよりは…」
複雑です。
菊地先生はずっと手書きだけど、最近はワープロ(?)作家さんが圧倒的に多いらしい。
山田さんが言うには、ワープロだと話が長くなる傾向があるそうな。変更や移動がコピペで簡単に出来るからってのもあるみたい。
山「菊地先生のスゴイのは、1章の長さが変わらないところ」
菊「1章が45枚ね。昔は50枚だったけど、それだと1節の分量が変わってきちゃって気持ち悪いから。だから1節15枚でそれを3回で45枚でちょうど良い」だったかな。
山「最近の若い作家さんにもそこらへん教えています。リズムが大切だって」
原稿の枚数といえば、連載17本、月産1600枚とかの作家さんが最高記録らしい。
菊地先生は最高で1100枚。連載は7〜8本それでも相当スゴイ。
同時に何本か連載してると、登場人物の名前が同じになったりすることも。
山「シホってヒロインが3人出た時はさすがに…。何かあったんですか」
菊「特に意味はないと思うけど」
山「書きやすい字とかあるんですかね」
でもって、何本も書いてると、今まで書いたことは忘れちゃう。そうでないと書けない。
もうダメだろうと思って書いた原稿が、二日だか三日後に本になった奇跡。
山「それは○○社さんは自社で印刷所持ってるからできることであって…」
菊「やればできるじゃん」
山「…」
でもやっぱり、菊地先生の字はそのまま印刷所に入れることはで出来ないので、早く原稿は欲しいのです。
イラストレーターさんにも迷惑かけてますよという流れに。
原稿が上がらないので「絵組指定」だけでイラスト発注するんだけど、実際の内容と絵が違ってしまったりすること多々。
それでもいつもギリギリで、
山「トーレス柴本先生が、菊地先生の仕事してからは怖いものが無くなったと」
菊「あはは。前に天野さんに絵組で『墓場に3人』て発注したのに、話書いてたら2人になっちゃってさ、一人消してもらっちゃった!」
山「世界の天野に!!」
ちなみに小島先生はいつも「辞めたい」と言っているそうな(笑)。
締切については、座敷のイラストレーターさん達ともうちょっとヤリトリもありましたが、とにかく困ってました(笑)。
〆切といえば、菊地先生はちょっと遅れても90枚キチンと書くタイプ。某○○先生は〆切に間に合わせるけど20枚しか書かない。
この場合、編集的にはどっちが良い作家か? と菊地先生が編集さんに聞いてみたことがあるそうです。
答えは「20枚しか書かないけど〆切を守る作家」
というのも、○○先生はあらかじめ「今月は20枚しか書けない」と言ってくるからだとか。
連絡が重要みたいですね。
笹川「でも編集さんから電話来ても、予定とか聞かれても答えようがない時ってありますよね」そゆ時は電話に出ないらしい…。
笹「電話に出ても、答えようがないので申し訳ない無くて…」
菊「作家も人間ですから、機械じゃないんですから調子良い時と悪い時もありますし、予定なんてわかんないことの方がほとんどなんですよ」
そーだそーだ(笑)。
Q 酒呑童子の晴明がじーさんなのは良かったけど、な〜ぜ?的な質問。
菊「若くてイケメンだと、獏さんと一緒になっちゃってつまんないから」
そもそも、あの「陰陽師」が流行った時に持ち込まれた企画だったそうで、流行りも収まったようなので書いたんだそうな。
Q せつらの糸のアイデアは何処から?
菊「山田風太郎の○○忍法帖」(スミマセン忘れた)
女の髪を繋げてなんかの脂を塗ったというヤツですね。
そのまんまだとアレなので、チタンにしたんだけど、ある日金属系の会社から『極秘』と書かれた封筒が自宅に届いて、中はチタンワイヤーの資料が入っていたらしい。
Q 個性的な武器を使うキャラが多いが、キャラメイキングが先か武器が先か?
菊「キャラが先ですかね」
良いキャラを作っておくと後で何かと便利らしい。
Q 作品に出てくるキャラが良く食べる気がする。
菊「そうですか? 意識はしてないんですが…でも、食べなきゃ力が出ないから」
戦中戦後の「金はあっても食べるものがない」時代を生き抜いてきた作家さんなんかは、お茶碗の米粒一つ残さず食べる、という話題に。
てゆうか、普通に躾られてればフツーだと思いますけどね?
Q 映画プロメテウスにコメントされてますが?(カンチガイ)
菊「物体Xのことですよね。アレは前日譚なのに残った女性の安否がわからないのが気になりますが、良く出来てますよね」
Q 最近観たSFで面白かったのは?
菊「最近あんまり観てないんですよね。SFじゃないけど『ウーマン・イン・ブラック』は良かったですね、ハマーの」
創土社の話。
昔、初代の社長の頃にクトゥルーものの本を出す斬新な出版社だったんだけど、社長が替わってオカタイ学術書を出すようになったそうで。
当時菊地先生が就活動で入りたかった二社のうちの一社。もう一社は東京創元社。
創土社に「今年の社員は募集してないか」と電話したら、電話に出た女性に「今年はあたしが入ったから多分ムリー」みたいなこと言われたらしい。その女性はソッチ系の本が大好きで「給料はいくらでもいいから」と言って入ったそうだから、そんなのがいたらかなわない。
「邪神金融道」と「妖神グルメ」の本のサイズが違うのは、菊地先生が四六判であまり出したことがないから出したかったんだそうな。「妖神グルメ」の方はオリジナルのソノラマ文庫とソノラマNEXTでも出てるから、ノベルズ判でもういいかと。菊地先生はNEXTの表紙絵はあまり気に入ってないらしい。(絵としてはキレイだけど内容と合ってないよねー)
創土社では引き続きクチュルーシリーズをじゃんじゃん出す予定で、菊地先生も「ダンウィッチの怪」のオマージュアンソロジーで1本書く予定。(「妖神グルメ」の巻末に予定載ってますね)
菊「4月発売予定だから、原稿の〆切は2月かな〜?」
山「もう書いてるんですか」
菊「まだ何も考えてなーい」
山「……」
あ、最後になりましたが、今回夜香コスやった伯さん主催で、菊地カレンダーを作りました。私も声をかけてもらったので1枚イラストを描かせていただいてます。それを菊地先生に贈呈したところ、プロジェクターで紹介してくださいましたん。
去年のタロットカードの時と同じく、先生の記憶がうああで笑えました。
こちらのカレンダーは年末に冬コミでも販売されるとのことですので、興味のある方はぜひお買い上げください(笑)。えーと、初日土曜日の「東カ17a」だそうです。私もちょっくら覗きに行くつもり〜(^_^)
他にも細々としたエピソードはあったと思いますがココラヘンが私の限界っす。笹川先生のツッコミももっと沢山あったハズなんですけど…う〜ん?
シメに菊地先生の総括?
菊「「邪神金融道」と「妖神グルメ」の2冊が出せただけでも満足な年だった。皆さんありがとう」
そんでもってサイン貰って帰りました。外は小雨が降ってました。
お声をかけてくださったり、美味しいお菓子をくださった皆さんありがとうございます。
また来年のトークライブでお会いしませうヾ(@⌒ー⌒@)ノ
また、ダラダラしたいー加減なレポですが、最後までお付き合いくださってありがとうございます。
ではまた〜(^ー^)ノ
●劉貴しゃんとこのレポはコチラです!
http://www.vesta.dti.ne.jp/makaitosi/live/bounen2012.html
ちゃんとビデオ撮りして起こしてるので間違いないっす!

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