じゃなくて、クトゥルーミーティング。
珍しくも深夜でないロフトプラスワン。そして初めて、菊地先生じゃないトークライブへ行ってきましたー。
クチュルーものの雑誌「NIGHT LAND」創刊記念的なイベントです。
ダンナサマが「行くー」というので便乗。
平日の夜だし、そんなにお客はいないんでないかいと思って行ったらば、まさかの満員大盛況(失礼)。
いつもと違って、知った顔ばっかじゃないというのもなんだか不思議な物で。
しかし本当に男ばっか! 深夜イベントではないので、高校生くらいのコもいます。
お客の入りはたぶん、70〜80名くらい。その9割以上は男性です。女性は数えるほどしかおりませんね。
本日の限定メニューは「蜂蜜酒(ミード)」クチュルーもののお酒と言えばコレってことで。ポーランド産でした。
本日のご出演は司会の朝松先生と、補佐に雑誌の編集長さん、ゲストにクトゥルー神話研究家でライターの森瀬氏、ゲームやコミカライズに関係してる作家でゲームクリエイターの朱鷺田氏、巫女さんとくちゅるーもののラノベ書いてる作家のくしまちみなと先生の3名。計5名がステージで好き放題のおしゃべりを展開です。
ここでもやっぱり「ロフトが初めての方〜?」とあって、結構大勢いたり。
基本は朝松先生がラブクラフトや関連する物事の歴史・裏話なんかを立て板に水のごとく語り、朱鷺田氏がご自身の関係したコミカライズやTRPG情報なんかを語り、森瀬氏は細かい解説、編集長が時々進行を促して、作家さんがクチュルーの縫いぬいぐるみを持って時々ポツリ。
みなさんクチュルー(ラブクラフト)については一家言ある方々なので、それはそれは濃い〜いいご歓談でございました。客席、やや置いてけぼり感が……(汗)。
そもそも今回のイベントが雑誌「NIGHT LAND」創刊記念なので、雑誌の紹介もありました。季刊誌で定価1785円。会場内で定価よりお安く売っていたのでダンナサマも購入してました。
朝松先生が昔作ってた雑誌がオイルショックで紙不足になった時、フンパツして丈夫で光沢が有って奇麗なコート紙にしたら本が薄くなってしまって、読者から「いくら紙不足でもそんなにケチるな」とクレームが来たそうな。「読者なんて結局ガワしか見ていない」
まずは「クトゥルー」その他の発音について。
そもそも「人類には発音できない」ので正解はない(笑)。それでも一応、ゲームの翻訳の時だかに海外の方に一通り発音してもらったりしたんだとか。
「クトゥルー」「クトゥルフ」「ズールー」とか。「ク・リトルリトル」なんて日本語訳もありましたね。
アメリカでも意外と東部と西部で発音が違ってたりするらしい。アメリカ広いから。
ラブクラフトが活躍してた雑誌のことやラブクラフト本人の謎めいた生活はあれは実は嘘ばっかりとか、当時のアメリカのパルプマガジンなんて誤植ばっかでいい加減な物で、朝松先生曰く「活字なんて信じちゃダメです」から始まり「友人なんて信じちゃダメです」しまいには「情報なんて信じちゃダメです」って(笑)。
シリーズで刊行されてるコミカライズの話とか。現在5冊出てますが、今年は2冊出る予定。うち一冊が、(タイトル忘れたよ)「主人公が墓場で延々としゃべってるだけの話」で(森瀬氏だかが「それって稲川淳二だよね」とか言ってました(汗))、話自体はラジオドラマ向けな感じなんだけど、さて絵にするとどうなるか? 新進気鋭の漫画家さんがドラマチックに盛り上げて鋭意製作中で乞うご期待!とのこと。その作家さん座敷に来てたので紹介されてました。
TRPGの話題も。「マンション・オブ・マッドネス」でYIGは小物なんで会っても大丈夫。ダゴン様に有ったら即あぼーん。一番怖いのが館長で、会うとどんどんHP削られる(的な?)らしい。他にも「織田信長が比叡山を焼き討ちしたのは、そこにネクロノミコン(だか他のそれ系書物)があったからだ!」というなんともうああな設定のTRPG「比叡山炎上」とか。…戦国武将スキー腐女子狙い点??(汗)(しかしパッケージの絵はまともだった)
最近出版された「H・P・ラヴクラフト大辞典」の話なんかも少し。
間になぜかサウスパークでやってた「トトロふうクチュルーさまの歌」の映像上映。CGの緑のジャバウォッキみたいなくちゅるーさまに、サウスパークのキャラが乗って歌ってた。♪トットロトット〜ロのとこが♪くっちゅるっくっちゅ〜るって感じで(笑)。
映像は他に「ダンウィッチの怪」のトレーラー。
映画内で生け贄というか依り代?なエロ女性が居ますがアレって誰だっけ? ラヴィニアだっけとかヘンに盛り上がったり。
会場内に、関係者(ライターや作家)さんが何名かいらしてるとのことで、それぞれ紹介されてました。中に井上雅彦先生がいて「フランケンシュタインとアウトサイダーのラストが酷似していると思うけど、ラブクラフトは映画を観たのか?」と質問してました。
ラブクラフトが映画をバンバン観てたという記録はないけど、当時映画が流行ってて、ラブクラフトは近所の映画館のモギリのバイトをやってた時期が有るらしいので、暇つぶしとかに観てはいたんじゃなかろうかとの回答。
で、その関係者さんズのサインの入ったパネルの紹介。
何のパネルかというと、今月書泉でくちゅるーもののキャンペーンやるそうで、それの。期間中に関連商品を買うと、クチュルー様しおりがもらえるらしい。
少し話は逸れますが、会場に菊地先生のトークライブでおなじみの石神先生のダンナサマがウロウロしてて、今度石神先生の作品に出てくる「玩具館 三隣亡」の名前を冠した企画展をやる、と宣伝してまわってました。それっぽい小物や雑貨なんかを扱ってるらしい。
場所は初台駅近くの「画廊珈琲 Zaroff」
http://www.house-of-zaroff.com/
期間は4月19日(木)〜5月1日(火)です。
うふ。行ってみようっと。
あとはえーと、……あはは、あんまり思い出せなくなってきました。
最後にじゃんけんプレゼント会があったのですが、じゃんけんの前にまず「今日が誕生日の人〜?」とか「ラブクラフトと同じ誕生日の人〜?」「ラブクラフトの命日に…死んだ人〜?」とかやってました(笑)。
プレゼントの中に「アメリカ人がクチュルー関係について詠んだ俳句集」とかいうのもあったり。実にくっだらねー内容らしいです(笑)。anazonで買えるらしい。
あ、雑誌の刊行と同時とかで、またイベントやりたいですねーとか言ってました。
最後に朝松先生が「当分はクトゥルーものは書きたくない。『死闘学園』っぽい時代物で、妖怪が出るようなのを書こうと思ってる」だって。
10時半頃終了〜。
一応「秘神界」でお世話になったダンナサマ(映画解説書いてます)なので、一言朝松先生にご挨拶を…とか思ったんですが、なんかもーコミコミになってたので断念。
さっさか帰宅とあいなりました。
イベント中に菊地先生に「今クチュルーイベンとです」とメルしたら「潜入レポよろ」と言われたので、帰ってサックリとメル。
なんというか、細かいネタは面白いんだけど、全体的に置いてけぼり感があって残念な感じのイベントだったような気がする(個人の感想です)。いやでも、会場は盛り上がってましたよ。
森瀬氏が「入り口は萌えでもなんでもいいから、まずはこの世界を知ってもらいたい」みたいなこと言ってましたが、会場にいた客層は、実際どのくらいなファンの方々なんでしょう?
ものすごく濃いファンだったらついていけたたけもしれませんが、私なんかは「昔ザーーーーーっと読んだっきりで、なんとなくは判るけど、作品タイトルなんかは実は曖昧」レベルなのでちょっとアレだったのかなー。
ちなみに私の初くちゅるーは菊地先生の「妖神グルメ」。
読んだのは中学くらいかな? 作中に出てくる「インスマウスってなんじゃあっ??」って創元社の「ラブクラフト全集」を3冊くらいまとめて読んだ。
短編が多くて、いっぺんに読むとすぐゴッチャに。あとなんかコムツカシくて、読んでも頭に入ってこない感じだった(汗)。
当時は小説を読み始めたばっかの頃だったから、読みこなせていないのかなーとも思ったけど、大人になって知り合いから4.5巻を借りて読んだときも、同じような手応えだったので、なんか肌に合わないのかも? 訳の文体とか? (早川の翻訳ものは読みやすいけど、創元社は読みにくくて断念した本多数。コナンとか)
「クトゥルフ神話図解」は好きなので、話よりクリーチャースキーなmy脳みそなのでした(笑)。
ちゃんちゃん。
P.S. 唐揚げ丼美味かった。いあ!いあ!
P.SのP.S
最近読んで面白かったくちゅるーもの。オススメ!
「まんが日本クトゥルフばなし」
http://chaos2ch.com/archives/3332214.html

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