最近はTVさんをネットにつないで、配信系で映画や昔のアニメなんかをチョコチョコ観たり。
で、もんのすごく低予算で作られたと話題の「モンスターズ/地球外生命体」を観てみました。
前知識としては「すんごい低予算(130万円くらい)」「なのでモンスターもちょっとしか出ない」「モンスターがクチュルーっぽい?」くらい。さほど期待はせずに観ました。
おはなしは…
太陽系のどっかに「地球外生命体」を発見したNASA(つまり米)は、探査船でそれを採取、持ち帰る途中、メキシコ上空あたりでその探査船が大破してしまう。
それ以来、メキシコにはその「地球外生命体」と思しき怪獣さんがあちこちに出没。米はメキシコからそいつらが入ってこられないように国境に巨大な「壁」を作る。
それから3年…
新聞社のカメラマンの主人公は、スクープ目当てでメキシコに入国するが、新聞社の社長令嬢がメキシコにいて、怪我したってんでなんとか本国に送り返せと命令される。しぶしぶ従う主人公だったが、酒に酔って、アメリカ行きの安全なフェリーのチケットとパスポートを盗まれてしまう。仕方なく二人は、危険地帯を通って国境を目指すのだが…。
たしかに怪獣さんはあんまり出てきません。ちょいちょい出ても、死んだ後の触手の残骸だったり、夜に遠くにぼえ〜んとしてたり。うまく演出してると思います。造形はタコよね。タコ。でっかいタコとクラゲみたいな感じ。
ほとんどが主人公とヒロインが国境を目指すロードムービーみたいな感じで、ハラハラドキドキはあんまりない。はっきり言って、地味〜。
時々出てくる怪獣の攻撃がジュラシックパークとかミストみたいで楽しい。
クライマックス(?)ではタコさん同士の交尾まであるという…。うひょー。
怪獣映画なんだけど、彼らには彼らの生態があって、別に地球征服に来てる訳じゃないんだと。
主人公の二人にはあまり感情移入は出来ないけど、演出は良いんではないかと。他にも色々メッセージ性とか盛り込んであるっぽいし。がんばってます。
低予算でCG関係は監督さんがほぼやっちゃってるらしいんですが、見事です。
まったく違和感のない仕上がり。
怪獣もそうですが、看板とかも全部CGで書き換えてるらしいんですが、全く浮いていない。スゲー。
ハリウッドって、そゆとこ分厚いわよね。
日本映画の最悪なトコは、「スゴイCG」を作っても、実写との整合性が無い為に浮きまくるとこですな。
そこでCG使ってるように見えない、どうやって撮ったんだろう?と思うようなのが良いCGだと思います。
ついでに、二人の主人公以外はほぼその場でスカウトした現地の一般の人達らしい。みなさん役者ですなあ〜。
<ネタバレ?>↓
えーと、冒頭、暗視カメラの映像で、軍隊に救出された二人の民間人が(軍隊ごと)怪獣に襲われます。救出された民間人の生死はよくわかりませんが、次のシーンで、社長令嬢がケガして病院にいるシーンになるので、「ああ、その程度の怪我ですんだのね」と納得して観てしまいます。
そしてラスト。主人公とヒロインが、アメリカで軍隊に救出されるシーンでお終わります。
一見、彼らは助かったんだ、ハッピーエンドか、と思うのですが…救出される時の台詞が、冒頭シーンと同じなんですよね。軍人さんの鼻歌も同じ。
つまり、物語の結末を最初に見せちゃってるわけですな。
ハッピーエンドと見せかけて〜結局誰も助からない系の暗〜いバッドエンドだったという…。
良く出来ていますなー。
しかし、気になってネットでレビューとか見て回っても、「ハッピーエンド」だと思ってる方が多いようで…。あれ?違うのかにゃあ?? ソコがいちばん「上手い!」と思ったとこだったんだけど…。

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