東京都青少年健全育成条例の改正案
通っちゃった…。
今回も水面下でズンズン話は進んでいたような。
あまりちゃんとチェックできていなかったので、反対署名か陳情書を書かないと…と思っていたら、もう可決されてました(涙)。
テレビのニュースでちょこっと報道されるだけだと「有害なマンガやアニメの売り場を分けるだけのこと」みたいな言い方されたるけど、本当にそれだけなのか?
この条例の一番の問題点は「基準が曖昧」なこと。
そして条例を通すにあたっての話し合い等が、十分に行われたとは決して言い難いことだと思う。
だから、多くのマンガ家や出版社が反発したのだ。
こちら側のいい分は一切聞く耳を持とうとせず、「可決するため」に都の職員はPTAなんかを説得して廻ったらしい。
それって民主主義?
なんかこう、こないだ見たレオ様の「シャッターアイランド」を思い出した。精神を病んだ患者が何を言っても、周りは「病気だから」と相手にしない。そんな感じ?
「表現の自由を損なう」とマンガ家達が声高に叫んでも無視。反対署名が15万人集まっても「関係ない」。
石原都知事に至っては、「マンガ家は卑しい職業」とも言ったそうだし。「漫画家みたいな卑しい職業の人間の言うことは聞く必要がない」ですか。(←残念ながらネットの伝聞ばっかで公式なソースが不明だけど)
他にも同性愛者を「あいつらは何かが足りない」と差別的発言をしたのには正直胸クソ悪くなった。(←こっちはたまたまテレビで発言してるのを目撃)
マンガやアニメだけが対象で、小説やテレビなんかの映像メディアは対象外というのもヘンだ。
テレビをつければいじめや暴力描写、セックスが溢れている。
コンビニには目立つ所にエロい表紙の雑誌が鎮座してるし。そっちはどうでも良いのかい?
「子供を守るため」なんて言い分は詭弁意外のなにものでもない。
そして、誰が、どういった基準で「不健全図書」を決めるのか?
キャリーの母親みたいな人が審査員に居たら、キノコを見ても規制しそうだ。そのくらい曖昧。多数決じゃなくて一人でもダメだと言ったら通るらしいから。
不純異性交遊NGとか言い出したら、ほとんどの少女漫画はアウトでは?とか、過激な暴力がNGなら、ドラゴンボールやワンピースなんかもダメじゃないか?
極端な話、そこらへん規制しようと思えば出来ちゃう、曖昧な条例なのよね。
アメリカなんかでは、コミックスの販売には自主規制みたいなものがあります。
セックス描写に関しては大雑把に「乳首NG」とか「セックス描写の有無」とかで年齢規定があって、カバーに16+(16歳以上)とか印刷してあります。ちなみにDマンガは「16+」。私がDの小説呼んでワクワクしたのは14歳くらいだったけどね(笑)。
ある程度規制してるはずのアメリカで性的な犯罪が少ないかっていうと、決してそんなわけでもないわけで…。
はあ……。

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