「グッド・バッド・ウィアード」
マカロニウエスタンに影響を受けて作った、「キムチ・ウエスタン」(って言うらしい…)。
満州時代(でわかるかな)、大日本帝国軍が残したお宝の地図を巡って、コソ泥やらギャングやら賞金稼ぎ、中国の馬賊や日本軍なんかも混ざって繰り広げる争奪戦みたいな?
時代背景的に「日本がアジアに勢力を伸ばしてた時代で、多くの朝鮮人が満州に流れてた」ということが当初理解できなかったので、しばらくよくわからないまま観てましたよ(汗)。
「韓国映画だからハングル」なのか(フランスの歴史映画でもハリウッドで撮ると全員英語みたいな)、「朝鮮人設定だからハングル」なのかとか。(字幕で観た。一部吹き替え声優がアレだったから)
そこらへんの説明が、ほとんどないもので…。
主人公たちも、どういう立ち位置なのかの説明が乏しくて、「設定的に」やっぱり理解に苦しむ。
しかしソコラヘンがわからないまま観ても楽しめる派手なキャラクターとストーリー展開はとても楽しめますドンパチング。
演出的には「見た目のカッコよさ重視」で「おいおいおい」ってことが多いけど、それもまた楽しい。
タイトルの3人「グッド=賞金稼ぎ」「バッド=ギャング(?)のイカレたボス」「ウィアード(ヘンなヤツ)=こそ泥」がいい味出してます。(←それぞれ役名があるんだけど、韓国名ってなんか覚えにくい…)
特にこそ泥のソン・ガンホが良かったです。おもしろキャラなんだけど、味がある。「グエムル」のお父さん(笑)。
こないだ観た「G.I.ジョー」でクールな白ニンジャだったイ・ビョンホンは更に何考えてるんだか分からない切れキャラギャング。キャラ作りか、ものすごく痩せてて表情とかもちょっとキモくて怖いです。サービス(?)でパンツ一丁のシーンがあるのですが、「G.I.ジョー」の時の適度なマッチョボディーと違って、えぐれたような細マッチョ。もんのすごく細いんだけど、腹筋がボッコボコしてる! うひゃ〜。なぜか「幻獣少年キマイラ」の鳳吼を思い出した…。
「グッドさん」(笑)はチョン・ウソン。私は韓流詳しくないんだけど、きっと有名なんでしょう。テンガロンハットにロングコートで馬に跨がってライフルを撃つ姿が「スキヤキウエスタン・ジャンゴ」の伊藤英明に見えるけど、疾走する馬上でライフルを構える時、立ち乗り(チャリの立ちこぎみたいな)で上体がブレてないのがスゴイ。「隠し砦の三悪人」の三船敏郎っぽいぞ。
乗馬シーンではイ・ビョンホンは鞍にどっかり座った「ウエスタン乗り」だったけど、それはそーゆうキャラ設定なんでしょう。
あとはエーと。日本人役はちゃんと日本人がやってます。古田新太とか(笑)。
楽しめるアクション映画で、笑い(ソン・ガンホ担当)も結構ありますが、残酷血しぶきもたくさんあるので、ちょっとだけ注意が必要。
あ、そういえばお色気はなかったな…(笑)。そもそも女性がほとんど出てない。お色気担当がイ・ビョンホンだったのか…(違)。
韓国映画はがんばってるなー(という言い方だと上から目線っぽくてアレかもですが)と、素直に賞賛できる映画だと思います(ツッコミどころがいっぱいだったとしても!)な娯楽大作。ちゃんとお金をかけて、良いものを作ってます。
日本映画はホラー系以外はダメダメですもんね…。
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「ヤッターマン(実写版)」
ドロンジョ様を観てみたくてレンタル(笑)。
しょっぱなから、まったく臨場感のない戦闘シーンに、戸惑う。
役者の滑舌が悪くて、なんて言ってるかとても聞き取りづらい。
全てにおいてテンポが悪く、観ていてイライラする。
趣味の悪いエログロを見せられた気分。
ガンちゃんとドロンジョ様の無理矢理なキスシーンまで観て…観るのをやめました。
三池監督だったのでちょっと危惧はしてたけど、思いっきりダメダメな方で残念です。
「スキヤキウエスタン・ジャンゴ」や「ゼブラーマン」方面だったら割と好きだったんだけど…。そっちじゃあなかった…。
「今週のビックリドッキリメカ」にやられる敵のロボットが喘ぐ姿に欲情する犬ロボなんて観たくないぞ。
私は大抵の映画は(自分でチョイスしてる訳だから)最後まで観て、面白いところを探す方だけど、無理でした。

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