「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
長女のバイオレットは発明好きの利発な14歳。長男のクラウスはたいへんな読書家で、一度読んだ本の内容は全て暗記している。サニーはまだしゃべれないけど、姉兄では赤ちゃん語で会話が出来る、なんでも噛んでしまう末っ子。
そんな姉弟妹は裕福で幸せな家庭に育っていたが、ある日屋敷もろとも両親を火事で失ってしまう。莫大な財産を受け継ぐことになるが、長女が成人するまではそれは使えず、後見人のもとで暮らさねばならない。そして後見人に選ばれたのが、ジム・ジキャリー演じるオラフ伯爵だった。伯爵は財産目当てで子供たちを亡き者にせんと企むが失敗。子供たちは別の後見人のもとへ…しかしそこへも、伯爵の魔の手が…。
幼いボードレール姉弟妹が、次々と不幸にみまわれます(?)。
ちょっとレトロな雰囲気の不思議なファンタジー。一応現代っぽいけど、時代は曖昧にしてあるみたいです(電子ロックとか出るけど)。
なんといっても、ミドコロ(?)はジム・キャリーの変な変装でしょう。設定が、変装のヘタな役者の役なもんだから、変装してても子供たちにすぐ見破られちゃう。でもすごいメイクだ(笑)。子供たちが見舞われる不幸というか事故の数々がまるでドリフのコメディのよう。たしかに不幸っちゃー不幸なんだけど、周りの大人が変人すぎるのが、一番の不幸でしょう。作者というか、物語をつづるレモニー・スニケット氏が、なんでかチョコチョコと話に割り込んで来て混乱しちゃいますが、がんばる子供たちを応援したくなる映画です。はい。
エンディングのスタッフロール(?)の切り絵のような映像と不思議な音楽が素敵です。

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