朝。塩分が出ちゃったせいか頭が痛い。
こみみはと見ると、相変わらず毛並みはフワフワで、気持ちうっすら目を細めたみたいになってる。なんだかニッコリしているようにも見える。
硬くなった身体を抱いて、体重を量ってみた。2.8kg。先週と変わっていないけど、お腹の水があるから、実質2kgくらいか?
起きて二度寝してたダンナサマが「こみみの葬式の夢を見た」といって声を出して泣いた。
お世話になってた動物病院へ、こみみ死亡の連絡と、どっかペット葬儀の業者さん知らないかと電話できいてみる。
2カ所教えて貰ったので検索してみたけど………なんていうか、大袈裟すぎて引く…。
確かにこみみは大切な家族だけど、なんか違うだろうと、シンプルに出張&火葬してくれるところを検索。
ダンナサマは「合同葬儀で返骨とか無い方がいいと思うよ。置くスペース無いし、その後のお墓の事とか…」
そうだけど、私はこのまま「こみみの存在がこの部屋から無くなってしまう」事には耐えられない。焼いたら一時期でも、お骨は戻って来て欲しい。せめて49日の間くらい、うちに置いておきたい。
「返骨して49日後にあらためて合同葬儀」というプランのとこもあったけど、調べたら「他所で焼いてお骨になったペットでも、基本的にはどこの葬儀場でも合同供養や埋葬は受け付けてる」とあって、おすすめのお寺とかもあった。そこのお寺だと合同埋葬はいつでも受け付けてて、「お気持ち」1万〜で、読経5千〜とかの案内もあった。ナルホドネー。じゃあコッチでGO。
49日もすれば、私の気が済むだろうということで(打算的)。
出張で引き取りに来てくれる葬儀社さんにダンナサマに電話してもらって。2時に予約。
私がボケーとしてるんで、ダンナサマがお花を買って来てくれた。
黄色と赤をリクエストしたので、黄色いタンポポみたいな菊? と赤とピンクの薔薇の花束。こみみには赤が似合うの。
長さを切りそろえて、こみみの上に乗せて上げる。
そういえば、と思い出したようにカニカマとお水を上げて、お線香はないのでお香を焚いてみる。なむなむ〜?
2時少し前に葬儀屋さんが来たので、近くに留めてあった炉付きの車までこみみさんを運ぶ。とても暑い。
ペットシーツごとよっこらせとこみみを炉の中に横たえて、上に花を散らす。
お線香を上げて、最後にこみみをなでで「いってらっしゃい」。
釜の蓋を閉じて、車と一緒にこみみを見送る。
後になって、カニカマを一緒に入れれば良かったと気づく。まあいいや。
涙がこぼれる。ダンナサマが手を握ってくれた。
お骨が戻ってくるのは1時間半〜2時間後。
待ってる間に、遺影(?)写真を物色。

うちの猫さん達が使ってくれないせいで、猫の置物おきになってた猫タワー(棚)の上段を空けて、綺麗に掃除。
しまった。お花を全部炉に入れて来ちゃったよ!
というわけで、戻って来た時にお供えする花を買いに行く。
日曜日なので、花屋の花が少ない…黄色とオレンジのガーベラを1本ずつと、ヒペリカムを1本。我ながら可愛らしいチョイスだと思う。
さっきまでの快晴がウソみたいに、雷がバリバリ鳴り出して、雨も結構すごい降りに。こみみさん、この雨の中帰ってくるのかなあ? と思ってたら、降ってる時間は案外短かった。
雨が降り止んだくらいのタイミングで、葬儀社さんから連絡が。
こみみのお骨が帰って来たよー!
金色の袋に入れられてて、揺すると中の骨壺がカタカタ鳴る。
「開けて見てもい〜い?」とダンナサマに聞いたら「ダメ」だって。ダメなの?(実はものすごく見たい)←今までの人生で葬式体験無し。
空けておいた猫タワーの上にお骨と位牌をセッティング。お花もバッチリ。
お水とカニカマとお香をあげる。お写真も1枚飾る。近日中に素敵なフレームを用意しなければ。
その夜、こみみの夢がみられればいいなあと、時々枕元でゴロゴロ言ってたこみみの為に、場所を少し空けて寝た。
夢にはビン・ディーゼル(リディック)が出た。何でやねん!

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